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薫陶を受けるということ

薫陶「くんとう」を受けるとは、
人徳や品格のある人物から影響を
受け、人格が磨きあげられる
こと、感化されることをいう。

自分にとって、2006年から
2008年の2年間は、ウガンダの父と
呼ばれた日本人、柏田雄一氏に薫陶を受けた時期だったわけである。

薫陶を受けていた時は、
薫陶を受けているという感覚は
なかったのである。

しかし、ウガンダで
受けた薫陶は、帰国してからも、
なお強烈な影響を我が人生に
与え続けてきたのである。

柏田氏のように、日本のため、
ウガンダのために貢献すること。

これを我が使命と位置づけ、
そのことばかりを、考えてきた
わけである。

世界平和のために、
自分はいったい何ができるのか。

こればかりを自問自答してきた
わけである。

だから、ほどなくして、
波乱万丈の人生に突入して
いったわけである。

世界の真実を知るために、
世界の闇を知る。
自分の真実を知るために、
自分の闇を知る。

何とも風変わりな人生を歩んできた
わけである。

今思えば、仕方がなかったのである。

なぜならば、波乱万丈の人生を
歩んできた柏田氏の生きざまに、あの時、心底、しびれたからである。

師のような人生を歩みたいと
あの時、本気で思ってしまった
からである。

すべて、柏田氏が亡くなってから
気づいたことである。

しかし、あの時受けた薫陶は、
今もなお、我が心を燃やし続けているわけである。

これは、柏田雄一という人物が、
私の中に生き続けている証拠で
ある。

ウガンダでのあの出逢いが、
いったい何だったのか。

それを解き明かす人生が
はじまったのである。

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