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感情の源

この感情は、いったいどこから
湧いてくるのか。

このようなことを考えたくなる
何とも言えない、気持ちの悪い
感情が湧いてくることがある。

自分の中に、このような憎悪に
満ちた、狂気をはらんだ感情がある
ことに驚くわけである。

このような感情が湧いてきたときには、心の穏やかさは、
一瞬でなくなるのである。

恐怖の念が、心を支配するのである。

だから、このような気持ちになった時は、感情の源を探るのである。

すると、感情の源は、両親や兄弟姉妹との魂のルーツにあることがわかるのである。

今世の家族関係では、味わったことのない、恨みと憎悪に満ちた悲しい
前世物語が、感情の源にあったわけである。

今世で時々湧いてくる許しがたい感情は、前世で味わった感情を
追体験していただけなのである。

もちろん、魂のルーツ物語の
正誤は、確認できないのである。

しかし、前世物語の構成が、
今世の人生脚本のモチーフに
なっていると考えると、たいへん腑
に落ちるのである。

そして、そのようなことを考えていると、心を一瞬で支配した恐怖の念が、小さくなり、穏やかさを取り戻しているのである。

あらためて思うに、自分にとって、
家族の調和は、思った以上に難行だったわけである。

お互いに、わかりあうことが、
不可能に思えるような魂のルーツを
もって、家族として生まれてきたからである。

それゆえ、家族の調和こそが、
天から与えられた、我が使命と思う
わけである。

だからそれでもなお、
「愛と赦しの家族物語」を生きるのである。

これが、20年以上にわたり、親子や
兄弟姉妹関係に向き合い、気づいた
ことである。

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