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無意識の習慣

心が不安になると、
奮い立たせようとする。

心が不意に落ちるから、
無意識に上げようとするのである。

元気の出る本を読み、
元気の出る話を聞き、
心を定位置に戻すのである。

それでも、
心が落ちた状況が続くことがある。

それは、それは、
とても怖いことだから、
心の不安や落ち込みが、
小さいうちに、心を戻す
策を練るわけである。

元気な人に会うことも
そのひとつであり、
レクリエーションや
趣味の時間もそのためにある。

自ら決めたルーティンを
守ることも、心を平静に保つ
手段だったわけである。

そうやって、自らの心の
上げ下げを無意識に
調整してきたのである。

しかし、それが、
必要なくなったのである。

なぜならば、以前ほど、
心が落ちなくなったのである。

だから、心を上げる必要も
なくなったのである。

それと同時に、
心が高揚する機会も
激減したのである。

つまり、心の上がり、
下がりが、以前よりも、
はるかに小さく
なったわけである。

それゆえ、以前ほど
何とも刺激のない
人生となったわけである。

ここに至り、落ちた心を
奮い立たせるために、
これまで莫大なエネルギーと
時間をかけて生きてきたかという
ことに気づいたわけである。

すべては、自らの不安感の源、
恐怖心の正体に気づいてしまった
からである。

新しい人生を生きている。
そのような感覚が、何とも言えず、
心地良いのである。

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