見出し画像

メルマガバックナンバーvol.3 40代前後の世代の強み

こんにちは。
メルマガ第3回目ですね。


先日、 ブログで猿田彦珈琲について記事を書きました。
こちらの記事 です。


猿田彦珈琲は多店舗展開を推し進めてますし、TV番組のカンブリア宮殿にも出ていました。
一見、勢いがある様に見えます。

私はYouTubeでカンブリア宮殿を少しチラ見ただけなのですが、猿田彦珈琲の社長さんの顔の生気の無さが気になりました。
とても、勢いのあるコーヒーショップの社長には見えなかったんです。


急拡大の裏で、かならず組織に歪みは発生するもの。
あれだけの光が当たってるコーヒーショップなので、その裏側には色んなゴタゴタがあるのかな・・・?

そんな想像をめぐらせてしまいました。
(思い過ごしかもしれませんがw)


--------------------------------

さて、今日のメルマガは30歳代後半〜50歳代前半の方向けとなっています。私のブログの読者さんは、この年代の方が多いです。

私も現在40代。
なので、この世代について語ってみます。(他の年代の方、すみません)

---------------------------------

今の40〜50歳代は、団塊ジュニアと呼ばれる世代で、人口が多い層です。
現在、48歳前後がその世代の人口のピークです。

今40代の世代はバブルが崩壊した後に青春時代となり、少し病んでいた世代かと思います。
不景気で就職氷河期であり、しかし人口だけはやたらいる、という・・・。

無理ゲー世代ですねw

人が溢れていた時代で、超超買い手市場。
今と比べると、私たちは人間扱いされなかった、と言っても過言ではないですw

さらに追い討ちをかけたのが、労働市場の規制緩和です。
結果、派遣会社が乱立しました。

人は余っている。
仕事は不足している。

そして、「日雇い労働者」が社会問題化。
フリーターという働き方が当たり前になり、ワーキングプアという言葉が生まれました。

たとえ正社員として就職できたとしても、上の世代の人数が多くて、しかも不景気。
もう、上が詰まりまくりです。


IT業界など、時代の後押しのある会社に行った人は大丈夫だったかもしれませんが、時代の後押しのない業界に就職すると悲惨でした。
飲食業など、斜陽産業では以前の体育会系のノリはまだ残っており、パワハラは当たり前。
人の替えはいくらでもいるので、それもパワハラの増長を許す原因となったと思います。

終身雇用の残り香が未だありましたので、転職のハードルも今より高かった。
今みたいにネット上に情報が溢れてませんし、個人で稼げる空気感もなかったです。
副業という言葉すら、ありませんでした。

「好きなことで生きていく」なんて、「夢物語」と同義語でした。
閉塞感しかありませんでした。


ただし、2015年あたりから潮目が変わりました。
インターネットの発展・成熟によって、 個人が稼げる時代になった からです。

その頃、アーリーアダプターと呼ばれるリスクを取れる人たちが、批判され炎上しながらも道を切り開いてくれました。
イケハヤさんとかですねw

今は次のステージです。

アーリーマジョリティの人が、気軽に副業に取り組む、もしくはフリーランスとして活躍する時代です。
誰でも情報発信して、誰でも自分の商品やサービスを直接販売することができるようになりました。

現在、20代〜30代の デジタルネイティブ世代 は、テクノロジーを活用し、時代の後押しを目一杯受け、世界がガラっと変わってます。
40代以上の世代と、世界観や人生観が全く異なっていると思います。

我々40代以上は、普通に過ごしていると変化に対応できない側です。
それどころか、変化していることすら気づきません。

40代以上の我々は、今まで時代の後押しがありませんでした。
そしてさらに今、新しい時代に取り残されようとしています。

まさに狭間の世代。。
なんてタイミングが悪い世代なんだ・・・。



そんな理不尽なこと、絶対に許さない・・・!!

と、ちょっと前の私は思ったんですw

そこで、我々世代のメリットや長所は、一体何なのか?
歳で劣化する脳ミソを振り絞って考えてみました。

我々は、 旧時代の新時代の狭間の世代 です。
なので、両方のいいとこ取りはできないだろうか?

我々は、団塊ジュニア世代という人口の多い層を肌感覚で理解できます。
彼ら相手の商売ができます。

団塊ジュニア世代(45〜55歳程度)は、消費の中心です。
ただ、そこ目がけてのビジネスは30代以下では多少きついものがあります。
生きている世界が違い過ぎるので。

でも、我々40代は、団塊ジュニア世代が分かる。
体育会系のノリだったり、
上の人が偉い、という感覚だったり、
お客様は神様だ、みたいな感覚。

それが良いという訳ではありませんが、その感覚を持っている人がその世代は多いです。
そのような世代に向けてのサービスを展開しやすい。

さらに、今の時代のテクノロジーを勉強して活用することも、我々であればギリギリできます。

まだ、新しいものを吸収する活力は残されている世代だからです。
今の時代のスキルを身につけ、個人で稼げるようになることは可能です。

つまり、

  • 今のテクノロジーを活用して

  • 個人として

  • 団塊ジュニア世代向けのサービスが

できるわけです。
これって、 上の世代、下の世代のおいしいとこ取り ですよね。

今まで不遇だった我々世代には、 この程度の美味しい展開、そろそろあっても良くないですか?


さらに、 コーヒーをやりたい人にとっては、すごく良い時代 です。

副業で、コーヒーでお金を稼げる時代になりました。
開業の資金調達も容易になっています。
設備も安く手に入るようになって、開業資金も少なくてすみます。
開業のノウハウも、ネット上に無料で落ちています。

しかも!
コーヒー豆の消費の中心となるのは、団塊ジュニア世代です。
そして私たちは彼ら相手の商売をすることができます。

彼らが反応する商品が分かるからです。

若い世代と年配の世代とでは、味覚からして、全く異なります。
「美味しいコーヒー」は年齢層によって、そもそも違う んです。
加齢によって、味覚機能が低下するからです。

ブルーボトルコーヒーのように、酸味の強いコーヒーは若い世代にとっては「美味しい」と感じます。
ただし、年配の層は「醤油みたいな味だな・・・」のような感想となったりします。
年齢層によって、ウケる味が違ってくるんですね。


我々の年代は、両方の世代の美味しい味を理解することができます。
やろうと思えば、上の年代から下の年代まで、幅広くターゲットとする商売も可能です。


そして、個人で商売をやるために有効なツール、

  • ネットショップ

  • SNS

  • ブログ

  • 動画

  • SEO

  • 今後はブロックチェーン、特にNFTやDAO

このようなツールを使いこなしつつ、幅広い世代を相手に商売できる。
これが、我々世代の強みではないでしょうか?


---------------------------------------

人生100年時代です。

今が折り返し地点ですし、今日が残りの人生で一番若い日です。
人生の後半を豊かに生きる為には、今、行動するべきです。

そしてファーストステップとしては、勉強ではなく、「挑戦」をおすすめします。

インプットではなく、アウトプットをやった方がいい。

それが最速の成長方法であり、インプットだけをすることに慣れた我々には、良いカンフル剤になります。

  • 自分の商品を売るなら、BASE。

  • 自分のスキルを売るなら、ココナラやクラウドワークス。

  • 文章を書きたければ、Wordpressとブログ。

  • 動画で配信したいなら、imovieとYouTube。

それぞれ、無料で最強のツールがあります。

行動した先には、今までとは違う景色があります。

私は、自分の年代が不遇にしか思えませんでした。
しかし行動したことによって、そのプラス面を発見することができました。


それを今回、メルマガでシェアさせてもらいました。
今の境遇を不遇と感じる人にこそ、今回の内容を伝えることができたら嬉しいです。


今日のメルマガはこのくらいで。
ではまた、次回。



====

メルマガの登録はこちらから
https://afroaster.com/mailmagazine

====

発行者
アフロの焙煎屋
いっちー


Blog : https://afroaster.com/
Twitter :https://twitter.com/icchicoffee
YouTube : https://www.youtube.com/channel/UC0Ye7kwxEYJj1lP-9NpkKOg

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?