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メルマガバックナンバーVOL.6 Web3.0世界のコーヒーショップを想像してみる【中】

こんにちは。
メルマガ第6回です。

さて今回は、Web3.0によってコーヒー屋がどうなっていくのか?
を書く回なのですが、筆が重い重い・・・。

なぜこんな無謀なテーマを選んでしまったんだろう・・・。
と、後悔する日々。

しかし、宣言したので書かないわけにはいきません。
では、はじめます!

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先日、中田敦彦さんがYouTubeで飲食店経営について解説しました。

面白い動画なので、よかったらご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=SDEZsIZnGog

ホリエモン式の飲食店経営の考え方の解説動画だったのですが、そのなかで、今後の飲食店経営を考えるうえで重要なポイントがありました。

・プロダクトアウト
・マーケットイン
という2つの考え方です。

プロダクトアウトとは、消費者のニーズよりも、作り手側の思いを優先させるやり方。
マーケットインはその逆で、消費者のニーズに合わせたものつくりや商売を行うこと。

当然、商売が上手くいきやすいのは後者、マーケットインです。
マーケットインの消費者のニーズに合わせるという考え方は商売において非常に重要です。

しかし、カフェやコーヒーショップを開業する人の多くは、プロダクトアウトに偏りがちです。

「本当に美味しいコーヒーを提供したい」
「気持ちのよいお店を作りたい」


このような考え方は、一見良さそうに見えますが、実は独りよがりだったりします。

本当は、
(自分が) 本当に美味しいコーヒーを提供したい」
(自分が) 気持ちのよいお店を作りたい」
こんな感じで、
(自分が) という「我」が入る人がほとんど。

開業当初は理想の店作りに燃えますので、どうしても気合いが空回りして「我」の強いお店になりがちです。

こうすると、お店の商売はうまく行きません。

飲食店の経営は、継続的な改善が全てです。
ニーズや来店するお客様の客層に合わせて細かく調整し続けることが必須です。

ニーズに合わせず、自分が良いと思うことを追求してばかりの店。
このようなコーヒショップやカフェがなんと多いことか・・・。

だからコーヒーショップって大きく拡大(スケール)しない会社が多いのかもしれません。

しかし、Web3.0の世界では、これが大きく変わるのではないか?
マーケットインの考え方よりもプロダクトアウトの考え方の方が効果的になる世界になるのでは?
私はそう予測しています。

自分が美味しいと思うコーヒー。
自分がおしゃれと思うパッケージ。
自分が気持ちの良い内装や外観。
自分が良いと思うサービスや接客。

消費者の、他人のニーズに合わせるのではなく、「自分が思う最高」 を追求した方が結果的に商売が上手くいく。

それが、Web3.0がもたらすコーヒーショップの新しい在り方なのではないか、と妄想してます。

私は本業で、スタッフに対して
「自分が良いと思うものではなく、お客様が良いと思うものを作れ」
と口を酸っぱくして指導しています。

私はマーケットインを信仰しておりそれで今まで上手くいってきたからです。

しかし、これがひっくり返る可能性がある。

部活などで、昭和の体育会系の指導は今や否定されていますが、マーケットインは、それと同じ道を辿ることになりそうです。

10年後には
「マーケットイン?そんな前時代的な考え方、笑えるw」
なんて言われていてもおかしくありません。

では、なぜWeb3.0によってマーケットインではなくプロダクトアウトが効果的になっていくのか?

その理由については、次回のメルマガで書きたいと思います。

思いのほか長くなってしまったので、いったんまたここで区切らせてください。
ではまた次回。


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