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親の旅立ちに際して感じた事、心に響いた本の言葉

親の旅立ち(急逝)の際に感じた事と、心に響いた本の言葉を書き留めておきます。

というのも、私がとても冷静に居ることができたのは、今まで、死生観について考えを深められるような対話の場に参加したり、友人・知人から貴重な体験としてシェアを聞かせて頂いたりしたおかげでもあったなぁと思うからです。

※このブログ記事は親は寿命で(天命を全うして)亡くなったと私は感じている、というのを踏まえてのシェアである事を最初にお伝えさせて頂きます。


親の急逝の際に感じた事

ただただ、大きな生命の源へと帰れますようにと祈っていました。
オレンジ色の明るい大きな大きな光を 私は前方に感じていました。

まるで白い鳥がその光の方へと真っすぐに飛んでいくかのように
一つの光としてとけこんでいくかのように
その旅立ちを見送っていました。

私自身は、スピリチュアルハローをその光の方へと何度も飛ばしながら
大きな大きな光の方角を見守っていました。

車で実家へと向かっている時

寝かされているすぐそばに着いてからは、
どうか迷わず天の方へと向かうことができますように
おじいちゃんが迎えにきますように
びっくりされているかもしれませんがどうか安らかに
と祈っていました

実家についた時


もしかしたら、直系の親族として共有していた何かの流れがあったのかもしれません。振り返ってみれば、数週間前から、私は驚く程の解放感を感じていました。2018年頃から続いた一連の流れ(学び)が終わりを迎え、新しい流れが始まる予感がしていました。


また、知らせを受ける数日前から、ふだん私は使わない家庭用スマホを念入りに充電していました。その日は、下駄箱の上にスマホを置いていました。親族から電話がかかってきた時、手を伸ばせばすぐの位置に私はちょうど居たのです。


あと、私自身は、ちょっと能天気なところがあるのかもしれません。
ちょうど亡くなったとされる時間帯には、私は「家族のだんらんって楽しいな」って、至福感に包まれていました。これまでにもテレビを囲んで家族団らんってよくある事だったので、何か不思議な感じだなと思っていました。

なので、電話があった時、すぐに何が起きているのか冷静に理解できたのです。


心に響いた本の言葉

コロナウイルスで自粛が始まった2020年頃、オンラインで開催されていた、アリス・ベイリー著『秘教治療』の朗読対話会に参加していました。

この本を通して、"未知なる状況に対してどんな自分で在るのか"、"死生観について"、"世界で何が起きているのか"について気づきを深めていくような場だったかと思います。

第五章 返還の過程」というのがとても智慧にあふれているのです。数年ぶりに読み返してみて、特に心に響いた箇所をシェアします。

魂の高みへと達しなさい。

そして、あなたの魂が動くことなく立っている平安の山頂と喜びの高みを探し見つけたならば、

生きている人々の世界―転生している人々と転生してない人々すべてが見られる三重の世界―を覗き込みなさい。

魂が認識でき認識するものをその世界で見つけなさい。

自分自身の苦悩というグラマー、過去というマーヤはその人の視点を歪める。魂だけがイリュージョンの影響を受けず、魂だけがものごとをありのままに見る

であるから、魂へと登りなさい。

アリス・ベイリー著 『秘教治療(下)』p61

次の二百年間に、死―この大いなる移行を、私たちは死と理解しているーはなくなり、魂の存在事実が確立されるであろう。

魂は一つの実在として、また顕現しているすべての形態の背後にある動機づける衝動、霊的な中心として知られるようになるであろう。

私たちの本質的な不死性が証明され、自然界の事実として理解されるであろう。
数年のうちに、存在の永続性永遠性の事実は、疑問の領域から確信の領域へと前進し、この問題はさらに解決されるであろう。
肉体を捨てても、人間は意識のある生きた実在で在り続けることを誰も疑問に思わなくなるであろう。
人間が物質界の背後にある領域で存在し続けていることが知られ、依然として生きており、目覚めており、気づいていることが知られるであろう。

アリス・ベイリー著『秘教治療(下)』p49

もしかしたら、つづく。

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