スミレ/indigo owl

2011年より子どもの福祉に関わる仕事をしてきました。自分の生い立ちのトラウマケアもす…

スミレ/indigo owl

2011年より子どもの福祉に関わる仕事をしてきました。自分の生い立ちのトラウマケアもする中で、不完全さも矛盾も受け止められるように。自分を生きる、ただそれだけでいい。スモール、シンプル、スローな変革のためにバランスとりながら生きています。

最近の記事

それぞれの木

シュタイナー学校の五年生が描いた木(2018ブラジル) それぞれの木 みんな唯一の木 ひとりとして同じ人はいないように  一つ一つが美しいなと感じる 自分を自分たらしめるもの 何かが少し違っても今の自分にならない それってすごいことだよね それを大切に 自分を大切にできるのは自分 自分が自分を大切にできなくて 人を大切にする事も ましてや 誰かに大切にしてもらおうとなんて できない 自分であるという事は 孤独なことかもしれない それでも自分で

    • 軌跡

      ささやかで 小さな毎日の中に 見えなかったいのちを見つけた ビビッドに着色して 意味付けした ストーリーの中には見えなかった いのちの流れに触れた時 水のように柔らかく 強い 苔むした岩肌の柔らかさのように ずっしり柔らかい そんな力に包まれた それぞれのいのちの軌跡の中に それはそれは 強く光り輝く何かを見つけ 私にできることは ただわたしがわたしであることだけだ 深く この地上におりて 空を仰ぐから わたしの中を流れ血が わたしを通して流れる涙が そのあたた

      • 物語の水槽を壊すもの

        私たち人間は 過去の体験から作り上げて練り上げた 物語の水槽の中で生きている 閉じた狭い世界。 病気やトラウマや大きなハプニングって 一旦その水槽を壊してくれるよね。 それで 「あ、本当はこうしたかったんだ」とか 「本当はこうありたかったんだ」って 気づく。 そうやって私たちは閉じた物語を再構築できる。 出会いとかもそうだよね。

        • 遠い約束

          世界は矛盾だらけだし、 真実は一つじゃない。 社会があって矛盾があって問題だらけなのは 解決するためなんじゃなくて 多分それは自分に気づく鍵なんだろうなあ。 遠い約束に気づいて それを果たすために、 問題や矛盾がある。 そうやって物理的制限を超えて 可能性を感じながら 自己探究することが好きだ。 自分の根底にある何かに触れること 問題だらけで何の保証もなくても 信じられる自分がいて そんな状況こそが安心 いついかなる時も どんなことがあっても生きられる 自分の軸があ

          傷を受け入れること

          誰もが多かれ少なかれ 心に傷を負ってる それは自然なことなんだろうな。 私たちはみんなその傷を抱えて生きている。 傷ついたその日から、その傷が癒えるまで 長い月日を共に過ごしている。 そして、その傷が癒えて 苦しみや痛みが消えても それは私たちの魂に刻まれて 傷跡を残す。 それでいい それが自分自身だし そうやってみんな生きてきて ある日死はあっけなくやってきて 私たちはこの肉体を去る。 だからその日まで自分の声と祈りと共に生きたい。 傷を乗り越えて生きていくことな

          傷を受け入れること

          言葉 そして 祈り

          乖離と分離 前回の投稿に続いているのだけれど、 自分が感じている感情や感覚を素直に信じられて表現できるようになってから気づくことがある。 それは、 誰かのためにと自分を犠牲にしている時は 自分が感じていることと自分から発される言葉とがまるで乖離している。 ということ。 そして休職 実は今年の春またこのパターンをやってしまって、 身体がもう疲弊して燃え尽きて動けなくなって仕事を休んだ。 悲鳴を上げている身体はいたけどいつも今ここではなくて50km先くらいから聞こえてくる

          言葉 そして 祈り

          自分だけの真実があるから

          自分が信じられなかった 自分が感じたことを信じられなかった。 自分を肯定することができなくて、ずっとどこかにある「真実」を追い求めていた。 子ども時代 いわゆるDV家庭で荒んでいて SOSを出しても聞いてもらえなくて、 自分が感じている痛みも苦しみも悲しみも全て嘘で偽りなんだって思っていた。 「自分が感じてきたことは全て真実だったよ。」今やっと自分に言える。 子どもの頃、「真実」とか「本物さ」が欲しかった 嘘とか偽りとか本音と建前とかが嫌だったけどどうすることもできな

          自分だけの真実があるから

          宇宙

          それぞれの人、それぞれの木、それぞれの花が無限の宇宙の中心。たった一つの中心、 たった一つの真実というものはあり得ない。

          仕事をほんものにするものは、傷

          結局遠回りしたけど これでよかった子ども時代「本音で語り、その人自身であるという大人」に出会いたいと思っていたような気がする。 でも気づけば人生にやけくそで飲酒、喫煙、万引き、etc…と既にかなり道を逸れてしまっていて色々と遠回りしてきた。 これは「理想の大人に出会っていたら違っていたのかな」と思っていたけど「結局これで良かったんだ」って思えた自分のストーリー。 子ども時代の理想と現実大人になったら「嘘偽りなき自分自身」であるという人になりたいと思っていた。 子どもの

          仕事をほんものにするものは、傷

          自分自身であることによって貢献できる学校ってどんな学校?

          キーワードメモ GAIA 生きている生命としての地球「GAIA」は自らを運営し、組織し、治療し、修正している。自然の中には神様が生きていて、あらゆる自然の中に私たちの神聖な聖堂がある。 3 things to learn in Schumacher college ECOLOGY HOLISTIC SPIRITUAL これらの探求をする場所としての学校。内面を見つめ、インスピレーションの泉であり、みんなの居場所で

          自分自身であることによって貢献できる学校ってどんな学校?

          「満たされないことがあって当たり前」という自然界の生態システムから

          ジャックアンドベティへ映画「杜人」を観に行ってきました。 ここ数年間取り組んできた大地の再生。 実践を通して体感してきた断片的なことがあって、 身体に矢野さんの言葉が沁みてくるようなそんな言葉のつまった映画でした。 いくつか印象的だった言葉と感想を書き残しておきたいと思います。 ここに書いた矢野さんの言葉は映画「杜人」のパンフレットにシナリオが掲載されていたので、そこから引用させていただきました。 矢野さんが「そういう状態がちゃんと保たれている」ということ。 人間界で言

          「満たされないことがあって当たり前」という自然界の生態システムから

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          信じて歩めば大丈夫

          Gilberto Gil(ジウベルトジウ)のAndar com Fé(信仰と共に歩もう)という歌。 魂の栄養に。ブラジルの人ってどんな困難な時、不確実な中でもどっしり構える強さがある。 Feは「信仰」という意味なんだけど、「宇宙の大丈夫」を信じることなんだよね。 Trust the unknown. 不安的で不確実な時もプロセスを信じる。今ここに生きていることに感謝して、信頼して歩むしかない。  挫折、思い通りにいかない、どうしようもない時、ドン底で「大いなる流れに身を任せます」って思ったとき。 TUDO VAI DAR CERTO, SE DEUS QUISER. (きっとうまくいく、神様がそう望むのならば。) 今ここを大切に生きていこう。生きていることが奇跡だから。ピンチこそチャンスな、人生のプラクティス。

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