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ライターになるきっかけの1つになった大学2年の出会い&カフェオレボウルの衝撃。

NZに留学していた時のことを考えていて、ふと、思い出したことがある。

それは、私がライターという仕事を志すきっかけの1つになった、ある出来事のことだ。

NZマオリ学部への1年間の交換留学を前にして、私は「誰か日本人で、マオリ文化に詳しい人はいないかな…」と思っていたある日、NZ観光局のニュースレターで、マオリの人たちとの体験を書いていたライターさんのコラムを見つけた。

「うわあ!この人に会いたい!!」

私はすぐに、NZ観光局に連絡をとってみた。すると、ライターさんが、私にメールをくださった。しかも、時間を割いて会ってくださるという。

待ち合わせたのは、渋谷。出会ってすぐにライターさんは私を素敵なカフェに連れて行ってくれた。そこで、マオリの人たちとの出会い、一緒にカヌーで森に行った時のことや、感じたことを語ってくれた。

実は、詳細はそこまで覚えていないのだが(ごめんなさい…)、その時の雰囲気は、20年以上前のことなのに、今もしっかり覚えている。

大きなカフェオレボウルでカフェオレを飲んだのは、その時が初めてで「こんなにおいしいものが、あったなんて…」と感動した。カフェが大好きになった。

ライターさんが持っていた「自由」な雰囲気に「うわあ!!いいなあ」と感じた。自分で、自分の時間を管理し、取材して、文字を書いて、お金を稼いで、日々を紡いでいく。なんというか「自由業」の人の独特の、ふんわりした空気が、流れていた。

「いいな。ライターって仕事は、楽しそうだな。」

そして、会社員生活を7年ほど経て、私は、副業としてライターを始め、後にフリーランスのライターとして独立したのだった。幸せなことに、今も続けられている。ライターは天職。フリーランスで働くのも、大変だけど本当に楽しい。心からそう思う。

あの時のライターさん、本当にありがとうございました!

※ちなみに写真のカプチーノは、富山市にあるEST CAFEのもので、当時のカフェオレボウルではありません。(でも、ここのカプチーノは量が多くてとっても美味しいです!)

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