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先住民族の支援を表明する、B Corpのナイスな取り組み。

ここ1カ月ほど、ずっとB Corpについて取材したり、書いたりしていたので「B Corpっていい!」という気持ちが高まっている。

すごく簡単に言うと、B Corpとは、地球、人に対して全方向的に「いい会社」だと認証された企業のことで、世界では約7000社(B Corp公式サイトより)、日本では27社(2023年6月時点)が取得している。その中にはパタゴニアやユニリーバ―などの世界的に有名な企業、ブランドも入っている。

私は B Corp公式サイトのニュースレターをとっているのが、6月中旬に、先住民族も関係する、こんな素敵なニュースが入ってきた。

簡単にまとめると、「B Lab」というB Corp認証を運営しているNPOが、カナダで、先住民族とそのアライ(支援者)向けに、オンラインイベント(ウェビナー)を開催し、先住民族との関係を構築・構築し、経済的正義と人種的平等の推進を支援するためのビジネスや政策、道筋のアイデアを提供した、ということだ。

関係者の声として「世界の人口の 5% を占める先住民族が、生物多様性の 80% を維持しています」という言葉も紹介してあり、そのためにも先住民族の支援をおこなうことの重要性があることが伝えられていた。

日本ではあまり、ビジネスにおける先住民族との関係性は注目されない気がしているが、実は、地球・社会にとって「いい会社」になっていくには、置き去りにされがちな先住民族の支援もとても大事だ。それを、B Corpのようなこれからますます大きくなっていく、国際的な団体がしっかり配慮していることは、素晴らしいなあ、と感じたニュースだった。

B Corp、これからも注目していきます!


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