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【海外移住】日本から持ってきてよかったもの・いらなかったもの(インド)

2024年5月、インドで現地採用のため、私は日本からインドへ渡航しました。

日本では住民票を除票して賃貸の部屋も解約しての移住だったので、なるべく現地の品物で生活できるようにしていこうという気持ちもありましたが、やはり移住当初は気に入るスキンケア商品や食品なども簡単に見つからないだろうと思い、スーツケース1つ分ほど、日本から品物を持っていきました。

その中から、あってよかったものと実際いらなかったものをリストアップしていきます。


持っていってよかったもの

化粧水・乳液

インドでは化粧水は「Toner」、乳液は「Lotion」と言われます。
日本から持っていってよかったと感じる理由は大きく2つ。

  1. インドでの品揃え
    化粧水はあまり普及しておらず、デパートの美容ショップやスーパーの美容コーナーでは取り扱いがないか、あるいは品揃えが豊富ではありません。
    洗顔後、乳液を直付けする人が多いようです。

    また、化粧水・乳液ともに効能については、「ハリツヤ」「アンチエイジング」「保湿」といったキーワードで商品はありますが、日本のように「美白」「シミ対策」などのラインナップはあまりありません。

  2. 日本製品の保湿力
    日本よりも湿度が低いだけでなく、日本が軟水なのに対して、インドは硬水(ミネラルを多く含む)が使われるため、日常生活において肌が乾燥しやすいです。
    最近の日本の化粧水や乳液は基本的に敏感肌や混合肌のための保湿力が高い製品が多いので、インド製品よりも肌の乾燥を感じませんでした。

私自身、インドの化粧水や乳液をいくつか使ってみていましたが、肌がピリピリしたり、次の日の朝肌が乾燥していたりしたので、結局日本の化粧水を使っています。

※ 日本の化粧水を早々に使い切ってしまっては困るので、たまに乳液直付けで対応しています。

折りたたみシリコンカップ

入国後のホテルや引越し直後、国内出張など、何かと移動の多いインド生活。
折りたたみシリコンカップは収納時にはかさばらず、重さもありませんが、容量は十分です。

私は300円ほどで購入したシリコンカップを持ってきており、1ヶ月ほどのホテル生活でも引越し直後の家でもコーヒーやお茶を楽しむことができてます。

今後購入される際は、耐熱温度・容量・蓋付きかどうか(ふたがあると、熱さが意外と保たれます)で検討されることがおすすめです。

日本語の本

インドでは、日本語で書かれた本はまず見つかりません。

メルカリやヤフオクの商品を海外でも購入できるBuyeeというサービスもありますが、1商品につき最低でも2,000円前後の手数料や国際配送料がつけられるため、あまりお得ではありません。

洋書を通じて英語に慣れるいい機会ではありますが、英語で文章を読むとき、英語そのものに意識がいってしまうのであまり読書をしているという感覚になれないというのが個人的に正直なところ。

次に日本へ一時帰国する時は、もっと本を持ってこようと思います。

100均アイテム

100均アイテムは、意外とインドで同等のクオリティ+同等の価格では見つかりません。

私の場合、買っておけばよかったなというものが、メガネケース。

インドではメガネケースにメガネを収納するということはなく、その辺にメガネがぽんっと置いてあります。
メガネ屋さんでもメガネケースは販売していません。

需要が少ないということはそれなりに値段も上がってしまうので、現地の人があまり使わないものや必要とされていないものについては、日本の方が安く、結局私はインドにあるDAISOさんでメガネケースを400円ほど
で購入しました。

このように、こまごましたもので意外と生活で使っているものがあれば、100均などで揃えておくことがおすすめです。

嗜好品

私の場合、ハーブティーとココアパウダーを日本から持っていきました。
インドにもココアパウダーはありますが、もしかしたらインド的な甘さ(=甘すぎる)かなと思い、日本から持参しました。

このほかにも、緑茶のティーバッグやナッツの入ったチョコなど、あまり現地で手に入りにくく、かつかさばらない食材を持っていくことがおすすめです。

いらなかったもの

シャンプー・コンディショナー

化粧水・乳液の欄でも上述したように、インドでは硬水が使われています。

このため、日本で愛用していたシャンプー・コンディショナーでは髪がバサバサになりました。
日本の軟水で合っていたヘアケア商品も、日本の水質だったからこそかと思います。

現在は現地のスーパーで調達した、Doveのサルフェートフリーシャンプーと、L'Orealのヒアルロン酸コンディショナーを使っています。

インドはジェネリック大国とも言われるほど、効能の高いジェネリックの薬が「Chemist」や「Pharmacy」と呼ばれる薬局で手に入ります。

また、値段もインド価格+ジェネリック価格なので、比較的買いやすいです。
このため、移住前に日本で国民保険などのあるうちにいろいろな病院へ駆け込んだり、薬局で洗いざらい薬を買いだめておくことはしなくても良さそうだと感じました。

ただ、風邪薬やPMSのお薬など体に合ったものを持っていきたいという場合は、持っていくのが正解だと思います。

充電器類や家電

コンセントのタイプが日本と異なるので、基本的に日本で使っているものは使用できません。

以前、コンセント変換・変圧アダプタを使用していたら、日本から持ってきていたヘアドライヤーやヘアアイロンが壊れました。

今回私はうっかりmac充電器を持ってきてしまいました・・。


日本から持ってきてよかったもの・実際はいらなかったものをまとめてきましたが、実際に現地で手に入りやすいものなのかどうかは、インドのAmazon(リンク)で確認することができます。

日本同様、Amazonで取り扱いがあまりない商品はスーパーで手に入ることも少なく、流通されていないことがほとんどです。


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