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2021.6.13(日)J3第11節 カマタマーレ讃岐vs福島ユナイテッドFC マッチレビュー(という名のコロッケの感想)

1.はじめてのピカラスタジアム

 香川に住みながらこれまでピカスタに足を運んだことはなく、今日が初めてのピカラスタジアム。駐車場の場所とか何も調べずに向かいましたが、たまたま駐車場にいた讃岐サポの方に「ここが空いてるよ!」とバックオーライまでしていただき無事駐車。スタジアムに着くなり早速ほっこりします。

 はてさて、スタジアムに着いたらまずはスタグルです。今回はピカスタデビューということで、名物メニューの「カマコロ」(250円)をいただきました。中にお肉がたっぷりで非常に美味でございました。カマコロ売り場には通常のカマコロの隣に黒胡椒味があり、次回は食べてみたいと思いました。

2.スタメン/試合開始

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3.攻撃時の狙い

 カマタマーレの攻撃について。
 ファーストチョイスは、前線に張らせた栗田・重松・川崎の3枚に、GK高橋かCB竹内からロングボールを蹴り込み、セカンドボールを中村駿・西本・岩本・薩川が回収して攻撃につなげていく形です。

 右WB川崎は、188cmの相手FWイスマイラに競り勝つなど空中戦で強さを見せていました。開幕時はネガトラ時の帰陣が遅く、空いたスペースを使われることもあったが、最近は著しく改善しており、攻守において欠かせないピースになっており、讃岐にとっては心強い存在になってきました。

 次の攻撃の選択肢としては、栗田に飛び出しを狙わせ、実際に栗田にボールを供給するか栗田が作った中盤のスペースを利用し、中盤の中村駿らでボールをエリアまで進めていく形です。

 栗田は何度かオフサイドを取られることがあったものの、縦への意識を相手に持たせ、中盤にスペースを作るという姿は、チェルシーのティモ・ヴェルナーのようでした(オフサイドを取られるのも、シュートが枠内に行かないのも含めて。)。

4.スタジアム観戦だからこそ見えたもの

 誤解を恐れずに言うと、この試合を分けたのは監督だと感じました。DAZN中継では映らないベンチも、バックスタンド側からはよく見えました。

 福島の時崎監督は、例えば讃岐が右サイドの川崎を中心に攻撃を仕掛けていると見るや、同サイドのマークを確認するよう指示するなど、適宜ピッチに向けて指示を送っていました。また、感情的な部分でも選手への声掛けを欠かさずモチベーターとしての役割も大きいのだなと感じさせるような采配をしていました。

 一方讃岐のゼムノビッチ監督はというと、ベンチに座っている時間も多く、選手に対して指示を出している場面はほとんど無かったように思います。中盤の選手交代によって流れを変えることを画策しましたが、役割が曖昧なように見え、大きく流れを変えることはできませんでした。

 試合自体は1−2の惜敗となりましたが、内容としては全く修正がなく差は歴然としていたように思います。次節はJFLから昇格してきた宮崎とのアウェイ戦です。

(2021.6.13現地観戦)

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