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「声かけ」スキルアップトレーニング⑥

DAY6(7月29日)

【状況説明&会話の記録】

今日は、お兄ちゃん
夜、寮の公衆電話から電話がかかってくる。
夏休みに東京に帰りたくてたまらない。
いろいろと、楽しい事を妄想しているようす。

次男:あ、お母さん。俺帰れるの?
さと:帰れないよ、関東の他のお母さんにも聞いたけど帰らないって。
次男:俺、帰りたいんだけど。
さと:帰れないよ、東京(コロナが)凄いんだよ。
次男:なんで!ほかの人は帰るのに。帰らないのは2人だけだよ!
さと:ほかのご家庭は、それぞれの考えがあるだろうから。
次男:友達に金借りて札幌に行く!
さと:お金借りても返せないでしょ。
次男:(怒って電話を切るが、すぐ掛かってくる)俺、帰りたいんだけど。
さと:気持ちはわかるけど。今回は帰れない。
次男:だれもいない寮に、ずっといろっていうのか!
さと:東京は(コロナが)蔓延して、大変な事になっているから…
次男:俺、帰りたいんだけど。
さと:気持ちはわかるけど。今回は帰れない。
次男:もう時間だから、また明日電話する。


【私のイメージ】

・自粛しなきゃならないのわかるでしょう!
・寮で、クラスターが発生したら大変な事だ。
・私だって、帰って来てほしいけど我慢している。
・私もずっと悩み、迷っているが、毅然とした態度でなければ、次男も諦めがつかない。
・一年まえから楽しみにしていた映画見せてあげたいな…


【今後の対応・今日の学び】

「あなたの気持ちも良く分かるし、お母さんも会いたいし帰ってきてほしい。でも、この状況はリスクが高すぎる。高2の夏休み、どうしてもやりたい事があるのもよくわかる…
本当に東京は、感染者がどんどん増えている。我慢しよう」

他のお母さんに。聞いてみて…は、良くなかった。
聞く前から短くなった夏休みに、東京に来るリスクを冒さないほうが良いと思っていた。
なので、他人に聞いてみて…は、責任を人のせいにしようとしている事だった。

私は、こう考える!と、それこそアイメッセージ。

ぶれないアイメッセージで行こう!

END

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