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子ひつじが小学生の頃お世話になった通級指導教室の保護者会でお話しさせていただきました

このお話をいただいたのは11月中旬ごろ。
「通級指導教室の保護者会があるんですけど卒業生の保護者としてお話していただけませんか?」とお誘いを受け、ちょうど休みもとれたのでお引き受けすることにしました。

話す内容が、これまでnoteで綴ってきたこととリンクするので、QRコードで読めるように資料を作って当日を迎えました。

20名ほどの保護者の方の前で語る登壇者は2名。
公立中の自閉症・情緒発達支援教室へ進学し、公立高校へ進学した派のははひつじと、中学受験を経験して私立へ進学した派のSさん。タイプの違う登壇者がそれぞれの経験を語ります。

ははひつじが、保護者の皆さまや先生から頂いた質問は上記の通り。
Sさんの方は中学受験の様子と、私立中学での生活について質問がありました。

自分も通学中は色々悩み、試行錯誤し、中学進学や高校受験に不安を感じる日々でしたが、現役の小学生保護者の方も当時ははひつじが抱えていた悩みと変わらず。そして、先生たちでも把握しきれてない情報がある。
これってつまり「情報が足りない」ということで、何かもっと、情報交換できる場や、わかりやすい情報発信の場が必要なんじゃないかなと感じました。

要はこの頃から状況はあまり変わってないのかなと。
参考記事↓


中学も同様に「守り」であるはずの支援級が「隔離」と「差別」の温床になるのではという懸念が多くありました。
幸い、我が家はなんとかなりましたが、躊躇して支援級を選ばない、選べないというご家庭もまたまだ多いはずです。
我が子の将来を思えばそりゃ、悩みますよ。ウチだって悩みました。

参考記事↓



情報がないと理解できないし、当事者以外の人たちにはもっと届かない。
今回、ははひつじの話が、少しでも保護者の皆さまのお役にたてれば幸いです。さ

余談ですが、今回一番楽しかった、うれしかったことは、旧知の先生方がまだ通級教室に在籍されていて、小学校時代にお世話になった先生方と、常に子ひつじのことを気にかけてくださっていたというのが痛感できたこと。
いやあ、話盛り上がる盛り上がる。
「あの壁を蹴ってた子ひつじちゃんが」
「教室に入ってこなかった子ひつじちゃんが」
「泣いて暴れた子ひつじちゃんが」
と言われると、いやーほんとに成長したなあと思います。

そして希望もありました。
子ひつじが中学3年で支援級から通常級へ転籍したことで、保護者さんたちの選択肢増えていると言うこと。
勉強も部活もパッとしなかったけど、パッとしないどころかぶっちゃけ落ちこぼれレベルだったけど、自分の道で「成果」を残したのはすごいな、と感心します。

先生方、貴重な機会をありがとうございました。

子ひつじ成長話はまた別ネタにて。

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