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子ひつじの受験生時代を振り返る②

子ひつじの受験生時代を振り返り、ADHD児を抱える同じ境遇の保護者の方々、もしくは受験生を抱える保護者の方々のお役に立てれば、と思い、去年Twitter(現X)に投稿していたイラストをまとめております。

が。

振り返れば振り返るほど、あまり参考にならないエピソードばかり出てきやがりまして。
それでもよろしければお付き合いください。

中3の夏以降、自分のYouTubeチャンネルを封印し、撮り鉄も我慢して受験勉強に取り組んでいた子ひつじ。
しかし、頭の中にある数字と言えば、電車の車体ナンバーか、列車の運行を表すスジばかり。確かに数字がたくさん羅列しておりますが、受験に役立つ数字は全く含まれておりません。むしろ撮りたい気持ちを増幅させるとても危険な数字です。

幼少期からflight radar24という航空機位置情報アプリを眺めている割には、世界地図が全く頭に入っていない子ひつじ。
飛行機の会社やマーク、機体番号、運用などは頭に入っているので、地理に関心がないのだと思う。
これほど地理を覚えるのいぴったりなアプリはないのにもったいない。
と、航路とか国の位置関係とかを見るのが好きなははひつじはそう思わずにはいられないのでした。

集中力を高めるために好きな音楽を聴く、というのはよくある話ですが、ガチ鉄にもなると、電車のモーター音で集中力を高めるらしい。
どっちかっつーと、うっとり聴いてたけどな。キミ。

ある日図書館で勉強していた子ひつじ。
お昼近くになり「帰るよー」のLINEのあとなかなか帰ってこないので位置情報アプリで確認したら、我が家から反対方向の駅に行っていたことが判明。
ホッと一息つくのが家じゃなくお気に入りの車両が見られる駅のホームなのね。

「今日撮らないともうチャンスないんだよー><」
と泣きつかれ、引退車両の撮影に行った子ひつじ。始発から散々乗り倒し撮り倒したあと、帰宅して机に向かってもNゲージの車両を眺めて電車のおかわりをしておりました。
普通に鉄をエンジョイしてたね。

公立受験直前にも関わらず、隙間で飛行機の写真を撮りに行こうしていた子ひつじ。
止めたところで勉強が捗るわけではないので、撮りに行かせました。

「移動の電車の中で勉強するから!」

とか言ってたけど、電車の中で勉強しても、乗った電車とか撮った飛行機とかで上書きされるから多分無理。
あと「1時間で帰ってくるから」と言っても空港までの往復で2時間かかるから、実質3時間はかかるわけでな。

で、受験が終わり、晴れてYouTube活動を再開した子ひつじ。
皆さま、もうお分かりですね。

こいつ、息抜きしかしてません(笑)

と、まあ、ここまでは笑い話。

ははの目からみて息抜き三昧だった子ひつじの受験生生活ですが、学校では一生懸命先生と面接の練習を繰り返したり、小論文を何度も書き直したりと、ははの知らないところで一生懸命頑張っていたようです。

そしてすっかり忘れていたことですが。
この人、小学校時代、まともに授業に参加できなかったんですよ。
そんで、中学入ってからも、なかなか中学の生活馴染めなかったんですよ。


脱走王エピソードはこちら↓


https://note.com/inculseep_noto/n/nbd5aa92aa60c

特性を「持つ」子が幾重の「できない」を乗り越えて、ようやく「普通」とスタートに立てる。小・中でではそれを何度思い知らされたことか。

そんな子ひつじが、通級や、支援級でコツコツとソーシャルスキルや社会性を学んでいき、中3からは通常級で普通の受験生として学校で真面目に授業を受け、ノートを取り、提出物をきちんと提出し、夜は塾に通い、塾のない日は家で自習をし、受験時期を乗り越えました。

「高校受験のための勉強をしなくてはいけない」そんな枷をつけられてしまう中3の受験生の時期は「注意欠陥多動性障害障害」と呼ばれるADHD持ちからすると、普通の子が感じるよりも遥かに重く、遥かに長い時間「やりたくないこと」を強要されていた時期でした。
それに耐えて、志望校に合格できたことは、子ひつじにとっての大きな成功体験になったんだろうと、ははひつじは思います。


①はこちら

https://note.com/inculseep_noto/n/n20d4c6feb163

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