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REAL VOICE #13「育休制度について」

皆さんこんにちは!
「REAL VOICE」第13回目は、矢萩さんと宮城さんのお二人にインタビューしました!今回は井上公認会計士事務所の「育休制度について」です。
お二人とも入社してからだいぶ長いベテラン職員になりましたが、当事務所に入社してから育休を取得し、現在も子育てと仕事の両立を図りながら頑張ってくれています。
また、近年では男性の育児休業も制度化されることになり、当事務所でも宮城さんが男性として初めての育休を取得されました!
今回はお二人に、育児休業や仕事との両立について、インタビューしてみました!

1.出産、育児と仕事の両立

(井上)当事務所のスタッフは、これから出産、育児が始まるという方が多くなってくると思います。そこで、すでに育児を経験されているお二人に色々お聞きしたいと思います。まずは、出産、育休の時の状況について教えて下さい。

(矢萩)私が産休、育休を取得したのは2015年の10月でした。当時は事務所もまだ小さく、私の他は、先生とスタッフがもう一人しかいませんでした。

(井上)そう考えるとだいぶ前ですね!お子さんももう小学生ですもんね。

(矢萩)その年の8月に、当時の七日町の事務所に引っ越しをした時期でもありましたので、なかなか大変でしたね。体と相談しつつ、出産2週間前まで働いていました。出産前は、フルタイムで働いていたのですが、出産後は家事、育児の負担が増えたこともあり、子育て優先にさせていただき、時短勤務にしていただきました。


(宮城)私は、今年の春に二人目の子どもが生まれまして、育休制度を利用させていただきました。一人目の時は育休制度はなかったので、妻に子育てをお願いするしかなく、自分は土日にしか面倒を見れない、という感じでした。

(井上)男性の育休は事務所としても初でした。期間は短かったと思いますが、それでもやはり違いはありますかね?

(宮城)はい、2週間育休をいただきましたが、妻が出産後1週間程度入院し、一人目の子供の面倒も見る必要がありましたので、とても助かりました。出産直後は体が大変ですので、上の子の面倒を見ながら、となると女性一人ではとても大変だったと思います。

(井上)お互いのご両親もまだ働いていらっしゃいますし、なかなか大変でしたよね。本当はもっと長い育休にすべきだろうと思いますが、仕事も忙しい時期ということもあり、なかなか長い期間は難しいというのが実情ですね。

2.特に大変だった点など

(井上)育児と仕事の両立について、大変だった点などを教えてください。

(矢萩)育休をいただいて復帰した後、時短勤務という形になりましたが、子供の具合がわるくなったりすつと、仕事中に幼稚園から電話がかかってきて、早退せざるを得なかったりするときも結構ありました。事務所の方には大変申し訳なかったと思います。

(井上)お子さんが熱を出してしまった、ということは、よくありますよね。それは育児優先で、職場としても全面的に協力する必要があると思います。そしてそういう雰囲気を作っていく必要がありますね。

(矢萩)ありがとうございます。今は子供も小学校に入りましたので、仕事との両立もだいぶしやすくなりました。

(宮城)今まさに二人の子供の育児に追われていて大変な思いをしています。1日24時間では時間が足りない、というのが正直な気持ちです。最近は上の子供が赤ちゃん返りをしたりもします。でも、今しかない時間を大事にしたいと思います。

(井上)そうですね、今しかない時間ですので、大変だとは思いますが、大事にしてほしいですね!

3.育休制度

(井上)最近は育休制度も整備できてきましたが、これまではなかなかそういった制度を整備できてこれなかったと思います。矢萩さんが産休、育休をとった時は、どういう手続きでしたでしょうか?

(矢萩)当時は、雇用保険から育休の給付金を1年間いただきました。まだ事務所でもそういう制度は何もなかったので、必要な書類を自分で調べながら作って、ハローワークに提出しにいったりしながらでしたね。

(井上)そうでしたね。育休をとる本人に自分でほとんどの手続きをさせてしまっていましたね笑。申し訳ないです。当時は事務所も小さく、制度も何もできていなかったので、大変だったのではないかと思います。

(矢萩)産後しばらくの間は、両親の力も借りて育児をしました。やはり職場の皆さんや家族の協力なしでは育児はできなかったと思います。

(井上)しばらくは在宅ワークをされていた時期もありましたね?

(矢萩)はい、そうでしたね。職場に復帰した時は、また事務所が新しい場所に移転した後でしたので、全く新しい事務所になったような感じを受けました。業務も、慣れるまで時間がかかりました。

(井上)男性の育休(いわゆるパパ育休)というのも制度化され、男性も育児に積極的に関与するということも一般的になってきました。宮城さんの場合の産休、育休の内容について、教えてください。

(宮城)手続きとしては矢萩さんにお願いしたのですが、年金事務所に申出書を提出したり、雇用保険の給付手続を行ったり、などでしょうか。矢萩さんが出産された当時よりは、事務所の規模も大きくなりましたので、手続き面ではとても助けてもらえました。

(井上)男性の育休促進に関する助成金などもありますので、事務所としても活用させていただきました。

(宮城)助成金申請にあたっての書類も色々ありましたね。


(井上)時代の変化もあり、これからは男性も積極的に育児に協力していくべき、というのが社会の要請ですね。我が国の少子高齢化の問題も申告ですし、出産、育児に関しては、職場としても最大限の協力を惜しまないようにする、というのが、経営者としての義務だと思っています。他のスタッフも出産、育児などがこれからどんどん出てくると思いますが、積極的に後押ししていきたいですね。

(井上)二人とも、今日はお忙しいところ、貴重なお話しをお聞かせいただき、どうもありがとうございました!

(二人)ありがとうございました!

※参考 厚労省ホームページ「子ども・子育て 事業主の方への給付金のご案内」ご参照ください!https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kodomo/shokuba_kosodate/ryouritsu01/index.html

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回の更新もお楽しみに!

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