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11/5「遊びと癒しの森」〜招待状〜

「広報いなぎ」10/15号にも掲載頂きました!
11/5(日) 稲城市 城山公園にて新しいかたちのおまつりを開催します。

11/5(日) 城山公園にて開催される初めてのインクルーシブイベントです!

インクルーシブってそもそもなに?セルフケアってどういうこと?どんなイベントなの?という質問をたくさん頂いて来ました。

そして、それにお答えするためにいつも「いろんな人を歓迎する新しいかたちのおまつりです」とやさしい日本語でお伝えしています。

それは、私たち当事者家族がこれまで「お出かけ」でたくさん悩んできたから。「普通のお祭り」でたくさん困って来たから。

重い障害のある子と家族で外出することは、準備も、きょうだいと一緒に楽しませるのも、周囲から協力や理解を得るのも、本当にいろんなハードルがあって!

私自身が、たくさんの我慢と挑戦と失敗を繰り返して来ました笑。

障害児きょうだい児育児は、家族だけで頑張ること、自分自身のメンタルケアを頑張ることだけでは解決できない「みんなの課題」だと前向きに課題の分離ができた時、、、

これまで堂々と言えなかった「できない」「困ってる」「助けて!」が素直に言えるようになり、温かい協力や応援が集まり始めた気がします。

「インクルーシブ」や「セルフケア」について、このイベントに込めた想いを特設サイトの最後でも紹介していますので、ぜひ覗いてみてください!

そしてもう一つ大切なこと。
「できないことは悪いこと、恥ずかしいことじゃない」と教えてくれたのは、目の前にいる重度知的障害のある長男でした。

確かに長男は話せず、走れず、自分一人でできることは多くありません。

だけど、これまで素晴らしい出会いや支援者さんに恵まれ、たくさんの「できる」を見つけて頂き、一つずつ増やして来ました。

そして何より、本人ができないことを責めるのではなく、どうサポートすると本人の笑顔が輝くのか、周りの大人や環境がどう変化すればいいのかを示し続けてくれています。言葉ではなく、その存在で。

障害のある子が生きやすい、自分らしくいられる理解やサポートは、他の子どもや大人にとっても同じく大切で、一人一人が本来の能力を発揮するために一番必要な工夫です。

本人がたくさんの人に助けてもらって、みんなで支え合って自立していけるように。
まずは私自身がいろんな人に協力してもらえる在り方、伝え方、関わり方に変えていこうと思えた時、私自身も本当の意味で変わり始めて、どんどん楽になっていきました。

私たちのイベントは、いろんな人を歓迎する場であると同時に、みんなで生きやすく、自分らしく変わっていくための新しい気付きや問いを持ち帰っていただく場です。

そして、出かけづらさや遊びづらさで悩んできた、私たちのようなご家族にこそイベントに興味関心を持ってもらいたいと考え、稲城市の障害福祉課を通して市内の特別支援級、児童発達支援や放課後等デイサービス、就労支援事業所にチラシと一緒にこのような招待状をお届けしました。

初めてのイベントなので配慮や準備が至らない部分もたくさんあるかと思いますが、想いのあるみなさんにご助言やご協力を頂き、次回に繋げたいと思っています。

参加してくださったみなさんと、一緒に創り、育てていくおまつりです。

ぜひ当日会場にて配られるアンケート(googleフォーム)で感想や応援の気持ちを寄せて頂けるとうれしいです。

今日は「遊びと癒しの森〜招待状編〜」をお届けしました。
コメントやシェアもよろしければぜひお願いします^^
では、またお目にかかりましょう!





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