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Account Engagement :フォームハンドラーの設定
今回はフォームハンドラーの設定に関してお伝えいたします☺
尚、設定前には以下の確認をお願いいたします。
★フォームハンドラー設定の前に確認・実施しておくこと
①連携しようとしているフォームがフォームハンドラー連携に対応しているか?(詳しくはこちらをご覧ください)
②フォームに存在している項目はきちんとAccount Engagement にも存在しているか?(フォーム項目とAccount Engagement 項目の結び付けを行いますので存在していない場合には作成しご準備ください)
③フォームハンドラー用のキャンペーンを作成してあるか?必須ではありませんが後々Salesforceレポートでデータを見たい場合や分析したい場合に便利です。
④元フォーム側で必要項目に抜けもれがある場合、きちんとエラー表示をしてくれるようなバリデーションが組まれているか?(Account Engagement ではメアド項目が必須であり、リードでは会社名項目、姓項目は必須です。その他貴社環境で必須にしている項目があれば未入力状態で送信がされないようなバリデーションを組んでいただけるようお願いいたします)
●フォームハンドラー設定手順
①コンテンツ>フォームハンドラー>+form handler を追加
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②フォームハンドラーの名前を入力>フォームハンドラー用のキャンペーンを設定
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③トラッカードメインには元フォームが設置されているサイトドメインのトラッカードメインを設定>成功した場所で”特定URL”を設定し下枠にフォームハンドラー成功後に飛ばすリダイレクト先のURLを設定する(例:サンキューページ)>エラー発生場所には”参照元URL”を設定*
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成功した場所、エラー発生場所はフォームハンドラーが成功した場合と失敗した場合のリダイレクト先の指定をする箇所です。別基幹システムにデータを送る必要がある場合には”成功した場所へのデータ転送を有効化”にチェックを入れた上で、データ送信先のURLを入力ください。
エラーが発生するケースとしてはメールアドレス未入力にてフォーム送信を行った等のケースが考えられますが、エラー制御(例:メアド項目の入力必須化)は元フォーム側で行うものとなりますので、エラーを起こさないような仕組みを事前にフォーム側でとっていただく、という方向性が良いと思います。(そのため、特段エラー発生場所のリダイレクトURL指定はしておらず参照元のままにしています。)※しかしこのあたりは企業様、サポートベンダー様によって解釈が異なる部分かと思いますのでご相談しながらご決定下さいませ☺
④必要な完了アクションの設定
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➄フォーム項目のマッピングを行う
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マッピング設定の詳細はこちらをご覧ください。
⑥フォームハンドラーを保存
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⑦発行されたエンドポイントURLをhttpsをクリックした後コピー
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⑧コピーしたエンドポイントURLをWeb担当者様、もしくはWeb業者様にお渡しし、フォームのフォームアクション部分に設定いただくよう依頼する
以下、私がWeb業者様に設定を依頼する場合のメール文面を記載いたしますので宜しければ参考にしてみてくださいね☺
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【Account Engagement というMAツールを使用する関係上、エンドポイントURLを発行いたしました。
「https://info.incnarcissus.com/l/677343/2024-07-07/34r9my」をお問い合わせフォーム(https://incnarcissus.com/dummy_contact_form_fh/)のフォームアクション部分にご設定お願いできますでしょうか。
こちら参考サイトもお送りさせていただきます。
https://help.salesforce.com/s/articleView?id=sf.pardot_form_handlers_integrate_form_handler.htm&type=5】
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※尚、業者様作業実施時、作業費用が発生する場合もあります。御見積も合わせてご依頼いただくとより良いかと思われます。
➈Web担当者様、もしくはWeb業者様が設定完了後、スルーテストを実施し、きちんとフォームの値が格納されるか、完了アクションが問題なく実行されているか、Cookieが紐づくのか等を確認を行う
➈の手順にて問題がなければフォームハンドラーの設定は完了です!
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★Narcissus(ナーシサス)ではAccount Engagement のサポートを承っています。お気軽にご相談ください。