見出し画像

#020 「やりたいこと」をやりたい理由ってツラかった原体験から学んだのかも。

どうも、いなぞ〜です。


複業活動として、日々「やりたいこと」を模索していく中で

ようやく「あ、やりたい事ってこんな事かも・・」と見えてきたんです。


見えてきたのはいいけど、「何故、それをやりたいんだっけ?」が

イマイチ自分の中で頭の整理が出来てなくて。じっくり考えてみたんです。


そこには自分が体験してきた事が大きく関わっているな、と気づきました。

あんまり美しい話ではなく(むしろめちゃ暗い)、面白い話でもないのですが

ツラい経験がその後の活力になるんだなと気づけた事をシェアできれば。



で、何をやりたいの?

まずそこからですよね。

①自分の地元(北海道、特に苫小牧市)を活性化したい

②地域課題を解決できるソーシャルビジネスをしたい

細かく言うともっと詳細あるけど、シンプルにいえばこの二つ。


ソーシャルビジネスとして、どんな地域課題を解決して活性化に繋げるか?

考えました。考えても考えても、どう考えても苫小牧市の様な田舎が直面している課題、間違いなく「高齢化」なんですよね。

特に自分は、「まだまだ働ける/働きたい高齢者」が生き生きと働ける社会になる様に関われないかな、関わりたいな。と思った訳です。

田舎には本当に仕事がないんです。働きたくても。

そう感じるのは、そう考えるのは紛れもなく自分の親の悲しい原体験と直面したから。ここにようやく気づいたのです。



オヤジの仕事があったら離婚しなくて済んだのかな

自分のオヤジは小学校の教師をしていました。

自分が大学3年の時に、仕事で病んでしまったんですね。

母さんは「何とか自分(いなぞ〜)が大学卒業するまで我慢して!」と泣いて頼んだんですが

オヤジもオヤジで限界だった。で、最終的に相談せずに辞める事を決断した。


そこから家庭がぐちゃぐちゃになってしまったんです。


母さんは急かす様に「仕事しなさい仕事しなさい」とオヤジを攻める。

田舎である程度年齢の高い人を雇う仕事は限られてて、コンビニバイトか力仕事。

当然教師の社会しか知らなかったオヤジが務まる事はなく

(と、いうよりオヤジが仕事を舐めてるのもあったかもしれないが)

母さんが見つけてきた仕事にオヤジがイヤイヤ行って、自分には合わないと勝手に辞めるの繰り返し。


そんな事が続いている中で、母さんがストレスで倒れて入院。


まぁ、他にももろもろの経緯はあったんですが、結果的に離婚という道を選ぶ。


重たい話はここまでにしましょう。


田舎だから、高齢だから、自己都合で退職したから…確かに厳しいかもしれないけど、どんな場所でもどんな人でも貴重な労働力として社会に貢献できる仕事に就ける、そんな仕事を生み出せる仕組みがあれば。。。と思ったり。

メンタルを壊してまで今の仕事を続けないと行けない=他に仕事がないというプレッシャー。周りからの目が気になる。などなど。変えなきゃいけない状況がある。

これからの社会を考えると50代、60代、さらには70代だって貴重な労働力だと思うんですよ。この人たちが安心して働ける仕組みがあれば、少なからず自分の親は離婚せずに済んだ。(かもしれない)


オヤジの悲しい結末を目の当たりにした事がまず一つの大きな理由でした。



働きたい!と思う60代って多いよね

次は母親の話なんですが、離婚後自分の人生を謳歌しているのでご安心を。

そんな母親は保母さんの資格を持っていてパートで保育園勤務。

「仕事が生きがい」と口癖の様に話す人で、本当に仕事が好きなんだと思う。


でも1つ問題がある。

雇用が1年契約で毎年契約更新してもらえるかどうか分からず、いつ働けなくなるか分からない状態。


まぁ保育園からしたら、若い正社員を入れていきたいし高齢のパートの方を操作するのが一番簡単だというのは非常に分かる。ヒジョーーーーに分かる。

でも、この「働きたい!」と思っている60代を生かさない手はなくないか!?と。

これからの超高齢化社会だと余計に!!


いや、クラウドワークスとかに登録しろやw

とか思うかもしれない。その通りなんです!ITをもっと使おうよ!と。


ここに非常に解決しなければ行けない課題がありまして。

田舎は中小企業側もそんなツール使えこなせないし(そんなサイトに募集出さない)、さらに言うならば母の様な60代の方はスマホをろくに使いこなせない!!!!!


でも、これからの時代「スマホ無理〜」とか言ってる場合じゃないですよね。


↓しっかりIT使って、じいちゃんばあちゃんが仕事を獲得している事例もあって。


田舎でやらなきゃいけない事は、高齢者を保護する事ではなくて

自立して仕事を獲得できる機会を創っていける様な仕組み作り。


そこにはIT活用が必須だと思う。だからITリテラシーを高める機会も作る。

そんなサポートができる30代〜40代が街にいると強いと思う。そうなりたい。


↓これもそんないなぞ〜の思いをカタチにした様なとても良い取り組み


自分はIT企業で働いているわけでも、ITを駆使して物凄いことが出来る訳でもない。


それでも、地元のために出来ることは絶対ある。


複業活動を通じて、良い社会を創っていける様な人になる。そう自分を信じる。(勝手)


まとめ

「やりたい!」と思う原動力って自分が経験したツラい事とかが意外と繋がってて

そういった事を解決したい!という思いが結構大事だなぁと思った次第です。


もう少し俯瞰すると、そういった自分と同じ様なツラい経験をしている人を助けたい、とかそんなツラい思いをさせたくない。と考えた人がソーシャルビジネスに取り組んでいる様な気がしているんです。


だから、いなぞ〜がこれからやりたい事は田舎のじいばあが見えてるお客様で、自分と同じ様な悲しい思いをさせない若い子達が見えないお客様だったりして。


田舎をもっと元気にするぞ〜〜〜👍


では、また。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?