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LayerX のエンジニアインターンって実際どうなん?に答えていく

7月はLayerX エンジニアブログを活発にする期間です。昨日 7/6 は izumin さんによる「graphql-codegen Client Preset 時代(v3~)の おすすめ設定 for TypeScript」でした。今日は技術成分は少なめですが、夏休みでのインターンなどを考えている学生の人が参考になるかもしれないLayerX のエンジニアインターンについての記事になりますのでぜひ読んでみてください🙌

はじめに

皆さん初めまして!LayerX のエンジニアインターンをしている Natsuo です。

今は情報系の大学院で修士1年生として研究や授業などをこなしつつ、LayerX の経理 SaaS である「バクラク」シリーズのうち、申請・経費精算プロダクトの機能開発などを担当しています。LayerX では様々な事業部があるのですが、そのうち経理 SaaS のソフトウェア開発にエンジニアとして携わっているということです。

実は LayerX 全体でもエンジニアのインターンは今のところ自分含めて 2, 3 人しかいないという状況です。なので、LayerX にエンジニアのインターンのポジションがあることや、実際にインターンしてみた体験談などが知られていないのかと感じています。実際自分の友人などから「LayerX のエンジニアインターンってどんな感じなの?」と聞かれることも多く、自分にとっては刺激が多く楽しい職場なこともあり、せっかくなのでこの記事でインターンについてよくある疑問点に対して赤裸々に答えたいと思います…!

実際に知人から聞かれた質問や、自分が入る前に気になっていた点の中から 6 つチョイスして、Q&A 形式でまとめましたので、ぜひ一読いただけると参考になるかと!

応募・選考について

Q. インターンの応募結構大変じゃない?

A. 面接受ければ即決まるというほど楽じゃないけど、結構融通は効く

応募ステップは募集ページにもあるように、応募書類提出→面接→技術課題(複数日かけて自分でやるもの)→面接 というステップです。自分は LayerX のインターン選考を受ける前、別の会社のインターンや研究などで忙しかったこともあり、技術課題のようなそこそこ日数を取りそうな選考プロセスを受ける余裕があるのか少々不安でした。しかし、いざ応募してみると技術課題にかける日数はある程度自分で設定することができるなど、選考期間に予定が入ってもある程度融通を効かせてもらえると感じました。とはいえ、技術課題は結構奥深く、じっくり考えて取り組むのが良いと思うので、ある程度選考に取り組める時間が確保できそうな時に応募するのが良いと思います。

Q. インターン受けるのに経理の知識必要じゃない?

A. 必要ではない(もちろん、あると歓迎される)

LayerX のバクラクシリーズは請求書や経費精算など、学生にとって馴染みが薄い経理関連の業務を扱っているプロダクトになります。そのため、自分にとって馴染みのない事業をやっている会社のインターンに応募することは自分も少々不安だったのですが、結局インターンの選考段階で簿記の資格が求められるといったことはありませんでした。ただ、エンジニアを含め入った後の業務で経理の知識は必要に迫られることはあるので、入社してから経理を含めたプロダクトにまつわる背景知識を積極的に身につけていく姿勢は重要なのかなと感じます。(自分も簿記をとっていないので勉強せねば)

Q. 求められるレベル高すぎない?

A. 正直高いと思う

LayerX の方針として、「インターンも正社員と同じ形で扱う」というのがあり、正社員の方の多くが経営者や役員の経験があったり、色々な会社で経験を積んできたりしているのもあって、仕事人として求められるレベルは正直非常に高いなと思いました。ただ一点誤解がないように伝えると、技術力で超人レベル(例えば有名 OSS でコミッターしてる・カンファレンスの常連であるとか)を求められないことはもちろん、正社員の方々と同じレベルを持っていることは必ずしも必要ないというのはあります。例えば、LayerX のエンジニアはインターンも含めて基本的にフロントエンドもバックエンドも高い水準で書けることが求められるのですが、選考の技術課題ではフロントエンド・バックエンド・アプリなどの中から自分の得意な領域の課題に取り組むというもので、入社時点でフロントエンド・バックエンド両方に精通していることは必須ではなかったりします。

では何が求められているかというと、そこは記事に書けるほど言語化できてない部分もあるので、とりあえず受けてみて自分の持てる力を選考などで試してみるのが良いかもしれないです。少なくとも「自分の技術力よりもレベル高すぎるかもな…」と思う必要はインターンではそこまでないのかなと。

インターンについて

Q. エンジニアインターンやってる人いないと、そこまで仲良くなれなくない?

A. 全然仲良くなれる

LayerX は設立してまだ 5 年程度で、新卒採用も始めたばかりなことがあり、社員さんは中途の方が多めです。ただ、経験を積まれているシニアの方も皆フレンドリーで、オフィスに出社するとランチとかを誘ってくれたりします。また、経営陣の方はもちろん、エンジニア・マネージャー・ビジネスサイドで結構経験豊富な方が社員さんが揃っていることもあり、そういった方々にランチで色々質問できたりすることができるのもインターンの楽しみだったりします。

自分からは最初は誘いにくい…という人でも、人事の方が繋いでくれたり、会社内でウェルカムランチのような制度があるなど、入社間もない頃は馴染めるように会社全体でサポートしてくださるおかげで割とスッと仲良くなれるのかなと思います。

あと、エンジニアでは新卒の方含めるとそこそこ若手の方もいたり、セールスやマーケなどビジネスサイドでは学生インターンの人が今は結構多いので、若手飲みとかの部署関係ない交流の場で仲良くなれたりします。言う事ないですね。

Q. 業務に慣れるまで時間がかかりそうじゃない?

A. 大変だけど、オンボーディングは手厚い

エンジニアインターンあるあるだと思うのですが、既に開発が進んでいるプロダクトのチームに入ると、環境構築やら既存のコードの理解に精一杯で機能開発どころじゃない、ということがよくあります。LayerX でももちろんそうなのですが、オンボーディング制度が会社内で作り込まれていることもあり、早い段階で開発に入っていけると思います。

例えば、自分が入った申請・経費精算チームでは社内に「環境構築 RTA ドキュメント」なるものが存在し、その名の通りドキュメントに従っていけば最速で機能開発ができる状況が作れるという代物になっています。しかも、LayerX のすごいところは社内の仕組みやドキュメントだけでなく、社員さんが積極的に疑問に答えてくれたりなど、 LayerX の価値観である「徳」を大いに感じます。もちろん、自分がインターンである程度慣れてきたら、今度はインターン・正社員という垣根関係なく新しく入ってくる方のオンボーディングに貢献して社員さんからの Give を返していきましょう。(自分も返していきたい)

Q. インターンの仕事はハード?

A. ハードだが楽しい

自分は現在週3.5~週4で出社しており、大学の都合などで1日だけ出社していない日があるのですが、出社しない日が1日あるだけでチームの Slack を追うのがかなり大変というほど仕事の流れが早いです。そのため、インターンへのコミットメントは必然的に高く求められます。時間を割く(* 残業など、規定以上の労働時間が求められるということでは決してないです。むしろ定時内で成果を出すことが求められます) のはもちろん、出社中は仕事に集中したり、社員さんからのフィードバックを受け止めて改善することは必要になってきます。ただ、スキルレベルが高く求められてキツイだけというよりは、むしろフィードバックを受けて適切に改善していけばよりレベルの高い仕事に挑戦できるチャンスが溢れているという環境になっています。ちなみに自分は動きの速い環境が楽しいと思う性分もあるので、そうした性格の人には楽しい環境なのは間違いないです。

最後に

LayerX でのエンジニアインターンの話をまとめると、

  • 門戸は広いし、サポートも手厚い

  • だが仕事で求められるレベルは高い

  • しかし楽しいし、よりレベルの高い仕事に挑戦できるチャンスに溢れている

という感じでしょうか。必ずしも技術力の高さや開発経験の長さは必須ではないので、もし LayerX でのインターンが楽しそうだなと感じたり、気になった方が人がいればぜひ応募してみてください!


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