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お子様が言われたことを意識しない時に読んで欲しいこと

保護者の方から「子供がせっかくコーチが言ってくれたことを意識して練習しない」という質問が多く寄せられます。

この質問、実はテニス経験がない保護者の皆様に多いです。なぜかというと、テニスの上達を勉強の成績アップと同じようなイメージを持たれているからです。

勉強は意識して頭に詰め込めば、明日の成績に生かせます。少しずつ点数が上がっていき、成績が上がるという足し算方式です。

ですがテニスの場合、意識して取り組んでも、数日で勝ち負けの結果として表面化することはありません。戦績自体を上げようとするなら半年〜1年は見ておいた方がいいでしょう。すでに各都道府県のランキングで30位以内など、日常的にたくさん練習しているグループにいる方は尚更です。

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一つの打ち方を意識し続けられないのは、それのみで問題が解決できない状況に置かれているからです。また指導者が、それほど強いていないのであれば、身体に落とし込み、試合で表現できるまで時間がかかることを分かった上で取り組んでいます。

テニスは勉強に例えるなら、英語の長文読解に近く、一定の学習量を超えるまではなかなか成果が出ません。英単語を100個覚えたくらいでは、成績がビクともしないのに似ています。あの手この手で、様々な角度から学習し、ある試合で突然、目標とする選手への勝ち方がわかります。

勝ち方がわかる時=勝った時です。

みなさん、この話をすると、落ち着いて練習を見学しサポートできるようになるようです。


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