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つけてはいけない致命的な悪い癖 オープンスタンス

活字にすると物々しいタイトルになってしまいますが、前回の厚過ぎるグリップに続いて、つけない方が良い悪い癖を紹介します。

今回のは、前回よりも少し見抜くことが難しいかもしれません。それはズバリ

オープンスタンス

です。ただし条件つきです。

・後ろから前に入れていない
・体重が乗らない
・回旋のみで打つ

オープンスタンスです。

現在テレビで見るトップ選手は、ほぼ全てのボールをオープンスタンスやセミオープンスタンスで打っています。
でもそれは、相手のボールの伸びが良過ぎるからこその結果です。

また動きが完璧すぎて、ボールの後ろから入る動きが見抜きにくいという見方もできます。

オープンスタンスで打つことは悪いことではありません。
その方が効率的に打てることも確かです。ですが、

・後ろから前に入れていない
・体重が乗らない
・回旋のみで打つ

このようなことに注意を払わずに打っていると、頭打ちが来ます。
オープンスタンスで、ただボールを待って打つ動きでは、本当の意味でボールを飛ばすことはできません。

飛び過ぎるボールを、年齢が上がって技術が身についてからコートに収めることはいくらでもできます。
ですが、

・後ろから前に入れていない
・体重が乗らない
・回旋のみで打つ

でコート内に入れることを覚えてしまってから、ボールを飛ばすことを学んでいくのはかなり困難です。
低年齢から試合に出ていくと、勝ち負けを気にするあまり、ボールを飛ばす意識が低くなりがちです。

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また身体能力に優れている選手は、リストや肘で上手くボールを飛ばせてしまい勝ててしまうので、サボったオープンスタンスになってしまい
そのポテンシャルを生かせなくなってしまうこともあります。

強くなりたければ、基本を徹底して擦り込むことが大切です。

・後ろから前に入れているか?
・体重が乗っているか?
・回旋が良い加速につながっているか?

確認しながら基本練習を行いましょう!



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