3作目の小説をキンドル出版! 「泡の実」
新しい小説がキンドル出版されました。タイトルは
「泡の実(あぶくのみ」
今回はお父さんと息子の物語。
人気取りは上手いがテニスは下手な、商業施設の大人気コーチである主人公相良笑也が、余命宣告を受け、息子をなんとかして上手くさせようと奮闘する物語
電子版とペーパーバック 版がございます。
テニスコーチと言えば、テニスがプロ並みに上手くてその技術を生かすためにコーチ職についていると思われがちですが、実際はそうでもありません。特に大人相手のレッスンでは、そんな技術よりも、楽しみながらテニスを上達させるスキルの方が求められます。
今回の主人公の笑也はそっちのプロ。
しかし色々あって、息子を本当に上手くしたいと思った時、これまでの自分の指導経験を振り返えらざるを得なくなります。
息子のライバルである丸谷君のお父さんは、同じスクールで同期入社した人気のない元プロ選手のコーチ。しかし本当に選手を上手くする力を持っている。
自分のコンプレックスを刺激され、頑なになる笑也だったが、ちょっとしたSNSの炎上騒ぎから息子を強くすると決意し、過去の人気取りの指導と向き合うことになります。
お父さんは仕事で家庭を支えている自負がありますが、それは商業主義の世界で戦い勝ち続けること。そこで培ったものには一体どれくらいの価値があるのか?お父さんは頑張ってるけど悩んでいるもんです。
P.S.前回まで2作続いた神木渉コーチや真藤コーチそして小学生プレイヤーハルトやケンジ、サクラが登場する世界は来月には続編が出せそうです。そちらは今度はスペイン遠征編です。大好評の「子どもがジュニア競技テニスを始めたら読む本」の続編、「僕がヨーロッパから学んだ子どもがジュニア競技テニスを始めた親に伝えたいこと(仮)」は早ければ夏くらいに出せそうです。私の早起きが続けばですが…苦笑
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