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11月FOMCでテーパリング発表か?(FOMC議事要旨)

お疲れ様です。
最近はなんか天気が優れない日が全国的に多い気がします。
甲子園もノーゲームや降雨コールドなど球児たちにとっては、人生の大きな転換点にもなっていますね。
コロナ感染も気を付けないといけないですし、大阪桐蔭も負けちゃいましたね。
勝ち残った高校は最後まで野球をやってほしいと思う今日この頃ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

さて、
今回もいつもと視点を変えて”7月FOMCの議事要旨”について見ていきましょう。
それによると、ほとんどのメンバーが『年内にテーパリングを開始することが適切だ』と判断したそうです。
つまり、今後予定されている年内残り3回のFOMCのいずれかで”テーパリングの開始”が発表されるというわけでありますね。

【結論】
♦︎FRBメンバーの大半が年内のテーパリング開始が適当と判断。
♦︎しかし、パウエル議長はテーパリング開始の判断材料に複数回の経済データを確認したいとしているので、9月の雇用統計を確認してから。
♦︎雇用統計次第では、11月FOMCでテーパリングの開始が宣言され、12月に開始される可能性が高い。
♦︎株式市場は、9月頃から将来のテーパリングを織り込み、下落し始める可能性が高い。



1・スケジュールから考える

まず、『どの会合で発表されるのか?』を考える上で今後のスケジュールをおさらいしておくと、
【8月26日〜28日の日程】
経済シンポジウム『ジャクソンホール会議』
があります。
過去を振り返ると、このジャクソンホール会議で重要な政策が打ち出されることがあったので、今回も「テーパリングの開始が発表されるのでは?」という懸念がありました。

しかし、パウエル議長は「テーパリング開始の判断材料として今後複数回の経済データを確認したい」と発言していましたから、ジャクソンホール会議でテーパリングの開始が発表される可能性は無くなりました。
ちなみに、ここで言う『複数回の経済データ』というのは『少なくとも2回〜3回の雇用統計』という意味ですから、8月〜9月分の雇用統計がテーパリング開始の判断になると言えます。



2・3回のFOMC

そして、次回の9月FOMC(9月21日〜22日)では8月分の雇用統計しか確認できませんから、9月にテーパリングの開始が発表される公算は小さいです。
これは、FRB内で『9月開始宣言』を促す声が高まっているものの、労働市場の『さらなる著しい進展』を確認するために、9月分の雇用統計を待ちたいと考えているFRBメンバーも少なくないからです。

また、懸念されていたインフレ加速も一時的である可能性が高く、FRBが差し迫った状況に追い込まれていないことも早期テーパリングの可能性が低い理由として挙げられます。

しかし、11月FOMC(11月2日〜3日)では、10月分の雇用統計(11月5日発表)こそ確認できないものの、9月分までの雇用統計は確認することができますから、労働市場のさらなる著しい進展が確認できる公算が大きいとです。

これまで新型コロナの感染拡大によって、遠隔授業になっていた子供達の世話をするために、就職を断念していた主夫or主婦が大勢いたんですが、新学期が始まる8月以降は、労働者の職場復帰が加速することが予想されます。

また、9月上旬には米政府の失業保険の上乗せ給付が打ち切られることが予定されていますから、これも労働市場の追い風になると考えられます。
ちなみに、米労働相が9日に発表したJOLT(米雇用動態調査)によると、6月の求人数が1007万件に対して、採用はわずか671万件と労働市場が人手不足に陥っていることがわかりますから、こうしたことも労働市場の回復ペースが早まる可能性があることが分かります。

そして、12月FOMC(12月14日〜15日)では、10月〜11月分の雇用統計を確認することができますから、仮に8月と9月の雇用統計で、労働市場の著しい進展が見られなかった場合、12月FOMCでテーパリングの開始が宣言される公算が大きいとです。

なので、
雇用統計次第ではあるものの、概ね11月FOMCでテーパリングの開始が宣言される公算が大きいのです。



3・株式市場が不安定に

投資家の間でテーパリングが意識されるのは、
・8月雇用統計が発表される9月3日
・9月FOMCが開催される9月21日〜22日
ですので、その直後に株式市場が不安定になる可能性があります。

ちなみに、FRBがテーパリングを決定するということは、景気見通しに自信を深めていることになりますので、景気拡大局面が今後も続くことが予想されます。

しかし、
米国でも新型コロナウイルスのデルタ変異株の感染拡大が収まっていませんので、注視が必要なのは変わりありませんし、FRBが強気の姿勢を示していても株式市場が暴落しないとは言い切れません。



4・株式市場の暴落兆候

例えば、景気拡大局面だった1987年10月にS&P500は一時”216”と、8月の高値”338”から36%も大暴落するなど、後に『ブラック・マンデー』と呼ばれる出来事がありました。

また、同じように景気拡大局面だった2001年3月に、S&P500は一時”1081”2000年3月の高値”1553”から30%も大暴落する場面がありましたが、これも後に『ドットコムバブル崩壊』と呼ばれました。

こうしたことから、今後景気拡大局面が続くことが予想されるからといって、必ずしも株式市場が暴落しないとは言えません。

どうなるかは分かりませんが、暴落の兆候は見られています。

例えば、株式市場の先行指標となる『ラッセル2000』に連動するように設計された『ラッセル2000ETF』に日足チャートを見ると、50日移動平均線がレジスタンス(上値抵抗線)になって抑えられていることが分かります。

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また、足元では200日移動平均線を試す展開になっていますので、仮にこの水準を割り込めば、株式市場が急落するリスクが高まります。

『そもそも何故、小型株が株式市場の先行指標になるのか?』とうと、
それは小型株ほどリスクが高く、流動性が低いので投資マネーの逃げ足が速いからです。

なので、リスクの高い投資をしている人ほど、今はポジションを落とすなどして慎重になったほうがいいかもしれません。

最後にもう一度まとめを載せます。

【結論】
♦︎FRBメンバーの大半が年内のテーパリング開始が適当と判断。
♦︎しかし、パウエル議長はテーパリング開始の判断材料に複数回の経済データを確認したいとしているので、9月の雇用統計を確認してから。
♦︎雇用統計次第では、11月FOMCでテーパリングの開始が宣言され、12月に開始される可能性が高い。
♦︎株式市場は、9月頃から将来のテーパリングを織り込み、下落し始める可能性が高い。

しっかり学んで、良い酒を飲みましょう。
パーっと行きたいですね〜。


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変異株が猛威を奮っていますが、私は来週にモデルナの2回目を打ってきます。
発熱するのが当然となっていますので、めっちゃビビってます。
今のうちに物資の買い溜めしないと・・・
38度くらい出る人もいるそうですね。
インフルエンザでもそんな体温出たことないんですが💦

そして今日はベルちゃん🐶に会いに行ってました。
もうベル🐶は可愛くてたまらんですわ。(周りからはブサイクと言われますがね)
朝シャンプーしたらしく、もふもふ度がいつもより凄かったです。
これでストレス値が大暴落しました。

それでは、もふもふした事ですし今週も適当に頑張りましょう。

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最後まで御拝読ありがとうございます。
皆様の何かのキッカケにでもなれば幸いです。
🐶ここでは『お金』『投資』『マインド』などを書いています。
『お金』は人生の全てに関わってきますので、そこの問題を解決すれば自分も周りの人も自分の望んだ人生が送れると思いのもと書いています。
気張らず『へぇー』くらいで見て頂けたら幸いです。

【🐶今回のイッヌ🐶】
オヤツを選ぶ🐶ベルちゃん🔔

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