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税金は『会費』

おはようございますorお疲れ様です。

無人島で生きているのなら関係はないですが、

社会で生きていくには
誰もが関わりのあるのが『税金』
です。

学生の頃は大人に言われても気にしないですが、

いざ、社会人になると家計もバカにならないので考え出しますよね。

自身に降りかかってよくよく考えると

・稼いでも税金
・買っても税金
・車持つだけでも税金
・貰っても税金
・あげても税金
・事業しても税金
・住んだら税金
・死んでも税金
・お酒にも税金
・タバコにも税金
などと沢山あります。
(お酒とタバコは辞めればいいことですがね)

「沢山の税金があり過ぎる」
と思うかもしれませんが、

今の日本が安全と健康があるのは

この『税金』のおかげですので一概に、

宮川大輔のように「アカン!」とは言えないです。

むしろ年収890万円以上でないと

『税金』に対して文句をいう資格もないそうです。

その理由に関してはまた別でお話できたらで。

今回はそもそもの税金についてを見ていこうと思います。



1、税金の目的・役割

⭐️税金の目的

税金の目的とは
『国民が健康で豊かな生活を実現するため』であり、

その為に、国や地方公共団体が行う活動の財源の確保として税金制度があります。

その財源で個人ではできない様々な仕事(公共サービス)をしています。

『公共サービス』や『公共施設』を提供するためには、

多くの費用が必要ですので、その費用をみんなで出し合っています。

なので、税金とは私達が社会で生きていくための

『会費』的なモノだということです。


⭐️税金の役割

もし、税金がなかった場合には、

・救急車が有料
・医療費が全て自己負担
・ごみ収集が有料
・交番が有料

粗大ゴミでは有料であるものもありますが、

交番が有料にもなると、治安に影響します。

医療費が全て自己負担はキツいですね。

医療費は3割程度が自己負担ですので、

風邪をひいて病院に行って薬代も含めて大体3000円くらいですか?

正確には程度によりますのでわからないですが、

それが1万円以上になると考えると、

病院に行かない人が大量に出て、

『風邪は万病の元』とも言いますので、

健康でいられるのも税金のおかげだと言えます。

などといったことから、

国民が健康で豊かに、そして文化的な生活を行うことができているとご理解できるかと思います。



2、税金の分類・種類

日本での消費税・法人税・所得税
3大税と言われています。

3大税と他の主な税金について見ていきます。

1、消費税・地方消費税
2、所得税
3、住民税
4、法人税
5、酒税
6、タバコ税・タバコ特別税

1、消費税・地方消費税
・商品の販売やサービスの提供に対してかかる税金です。
・納税するのは製造業やサービス業などの事業者ですが、負担するのは消費者になります。

『消費税』は消費一般に広く公平に負担を求める間接税で、最終的には商品を消費したり、サービスの提供を受ける消費者が負担し、事業者が納税します。
事業者は、消費者等から受け取った消費税等と、商品の仕入れの時に支払った消費税等との差額を納税することになります。
『消費税の税率は7.8%』
『地方消費税は2.2%』
これらを合わせて10%の税率になります。


2、所得税
・個人の所得(収入から経費などを引いたモノ)に対してかかる税金です。
・所得が多くなるほど、税率が高くなる
『累進課税制度』を日本はとっています。

会社で給料を貰っている人・自分で商売をして利益を得ている人にかかります。
1年間の全ての所得から色々な所得控除(その人の状況に応じて税負担を調整するもの)を差し引いた残りの所得(課税所得)に税率をかけて計算します。

令和2年の所得税の税額表
<画像1>


3、住民税
・住んでいる(会社がある)都道府県、市区町村に収める税金です。
・道府県民税も市町村民税も一括して市区町村に納めます。

道府県民税と市町村民税は合わせて『住民税』と呼ばれていて、住民がそれぞれに住んでいる(会社がある)都道府県や市区町村に収める税金です。
『住民税』は住民や会社が平等に負担する金額(均等割)と、前年の所得の額に応じて負担する金額(所得割り)から成り立っています。


4、法人税
・法人(会社)に所得に対してかかる税金です。
・決算期が終わった後に確定申告をします。

株式会社など法人の所得にかかる税金のことを『法人税』といい、会社は決算期ごとにその期間の所得をもとに税額を計算して申告・納税します。
大体3月決算をする会社が多いかと。なので、この時期会社の人は大変ですよね。
個人ではできない法人の特権があります。
個人では[稼ぐ➡︎税金➡︎使う]ですが、
法人では[稼ぐ➡︎使う➡︎税金]ですので、
支出の概念が変わってきます。


5、酒税
・日本酒・ビールなどお酒にかかる税金です。
・製造者または輸入者が納税しますが、負担するのは消費者です。

アルコール分1度以上の飲料が対象になり、税額お酒の種類やアルコール度数によって細かく決められています。
製造者または輸入者が納税しますが、価格に含まれているため、負担しているのは消費者になります。
日本ではガチガチに厳しく1度以上で酒税は課税されますが、欧州では5%以下のモノは酒税を課税しないこともあります。
酒税は太平洋戦争時の戦費の確保が主でしたが、現在でも貴重な税収となっています。
どれくらい掛かっているかというと、
ビール大瓶1本(633ml)の場合、酒税➡︎約139円になります。


6、タバコ税・タバコ特別税
・製造者または輸入者が納税しますが、負担するのは消費者です。

紙巻きタバコやパイプタバコなど、各種のタバコにかかる税金のことです。
これも酒税と同じで、価格に含まれているので、負担しているのは消費者になります。
税の構成は国に収める『国税』と、地方に収める『地方税』です。
私は喫煙者なので、定期的にタバコの値段が上がっていますのでムカつきますね。w 稼げばいいんですがね。


最後にまとめとして
『どこに収めるかによる分類』
『納め方による分類』
『何に対して課税するかによる分類』
の表を載っけます。

税の分類表
<画像2>



3、税の歴史

社会の変化によって、求められる税のあり方が変わってきました。

⭐️飛鳥時代
この時に行われた大化の改新(645年)では、公地公民(土地や人民を国家のものとすること)など、新しい政治の方針が示されました。
701年に完成した大宝律令では、租・庸・調という税や労役をかける税の仕組みができました。

⭐️奈良・平安・鎌倉・室町時代
奈良時代には、墾田永年私財法(743年)が制定され、土地の私有化へと展開していきました。
また、平安時代には大きな寺社や貴族の荘園が各地にでき、農民は荘園領主に年貢や公事(糸・布・炭・野菜などの手工業製品や採取物)、夫役(労働で収める税)などを納めました。

⭐️安土桃山・江戸時代
全国統一を行った豊臣秀吉は、土地を調査して太閤検地を行い、農地の面積だけでなく、農地の収穫高などを調べて年貢を収めさせるように。
当時の税率は、ニ公一民といい、収穫の3分の二を年貢として収めるという厳しいモノでした。
江戸時代には、田畑に課税される年貢の地租が中心で米などを納めていました。
また、商工業者に対する税も、運上金・冥加金(株仲間と呼ばれる同業者に商売の特権を認める代わりに収める税)といった形で収められていました。

⭐️明治時代
明治政府は歳入の安定を図るため、1873年に地租改正を実施。
地租改正では土地の地価の3%を地租として貨幣で収めさせたそうです。
所得税や法人税が導入されたのもこの頃になります。
ちなみに所得税は、所得金額300円以上の所得者に課税されるものでした。
(計算は難しいですが、当時の1円は今の2万円くらいになり、300円となると、300円✖️2万円=現在でいうと、年収600万円くらいになります。)

⭐️大正・昭和時代
大正時代から昭和時代にかけては、戦費調達のため、増税が続いたそうです。
今現在ある税の仕組みができたのもこの時期です。
1940年に源泉徴収制度が採用されたり、1946年には日本国憲法が公布され、教育・勤労に並ぶ三代義務の1つとして『納税の義務』が定められました。
また翌年には、納税者が自主的に自分の所得や税額を計算して申告・納税する申告納税制度が導入され、1950年にはシャウプ勧告に基づき税制改革が行われました。
この考え方は、今日においても税制度の基盤であります。
(シャウプ勧告➡︎戦後混乱した日本の経済事情の下で、どのような税制を立てるべきか?ということについて、来日したアメリカのコロンビア大学教授シャウプ博士の使節団が調査を行い提出した勧告のことです。この勧告には、直接税中心の税制にすることや、地方財政の強化などが盛り込まれました。)

⭐️平成時代
1989年(平成元年)に、商品の販売やサービスの提供に対して3%の税金を収める消費税の導入や所得税の減税などを含む大幅な税制の改革が行われました。
さらに消費税は1997年(平成9年)から5%の税率に、2014年(平成26年)から8%の税率、2019年(令和元年)から10%に変わってきましたね。
このように、経済社会の変化に伴い、税の制度は変わってきました。
これからも、変わっていくでしょう。

現状の政府の財政は国債によって不足したお金を補っています。

一方国民の現金貯金は増加傾向にあります。

なので貯金にも税金をかける『貯金課税』なども

導入して税収入の幅を広げてくるはずです。

消費税に関してもまだまだ上げてくるはずです。

5%から8%に増税した時、

その増加分は社会保障に充てると公言しましたが、

実際には2割程度しか社会保障に充てられず、

その代わりに法人税は減税されていたので、

その法人税の減少分に充てられています。

意外と世の中汚ねぇです。

安倍さんが総理を辞任して、

自民党総裁選挙も根回しや幹事長と選挙の日程を早めたりで現在の菅政権。

反対していれば、その後政治界で干される。

大人の世界でこんな汚ねぇところがあるのに、

学校でのイジメをなくすなど、無理では。

イジメに関しては、イルカ・象・魚などの動物もするので、

生物的に根絶はできないとも言われていますが。

人のことはいいか・・・

まずは自分ですね。押忍、もっと頑張りま〜す。

緊急事態宣言解除されましたが、気をつけましょう。


それでは

明日からも「適当に頑張りましょう」


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最後まで御拝読ありがとうございます。
皆様の何かのキッカケにでもなれば幸いです。
ありがとうございました。
誤字脱字があるかもしれませんが、
何となくの解釈でお願い奉るで候。

〜🐶今回のイッヌ🐶〜
ヨークシャーテリアのなっちゃん(保護犬)


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