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eKYCとは?

お疲れ様です。
肌寒かったり、暑かったりが繰り返し、追い討ちをかけるように台風で雨がすごいです。
ちょっと最近サボってました。
また気合入れて書いていきますかね。
今日は🐶ベルちゃんの5歳の誕生日です。
最初はわんぱくだったものの、最近はおばちゃんの貫禄が出てきました。
それでも可愛いから堪らんですわ。🐶

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ベランダに何か見つけたのか覗いてます。

さて、今回は『eKYC』について見ていこうと思います。

【ポイント】
♦︎『eKYC』はオンライン上でできる本人確認として、注目を集めている
♦︎市場規模は2024年には44億円になる予想
♦︎国内企業のeKYC市場への参入が進んでいる

eKYCはオンライン上でできる本人確認として注目を集めています。
市場規模が拡大していて、投資家の間でも話題になっていますが、お決まりの横文字でイメージしづらいです。
なので、改めて『eKYC』について見ていきましょう。



1・eKYCとは?

『eKYC』とは
『electronic Know Your Customer』の頭文字を取ったものです。

つまり、本人確認の手続き(KYC)を電子的(electronic)な方法で行う仕組みのことを指します。


〜KYCとは〜

『KYC(Know Your Customer)』とは、
もともと『犯罪による収益の移動防止に関する法律』により、銀行口座の開設時などに義務付けられる本人確認のこと
でした。
この法律はマネーロンダリング防止などを目的として2008年に全面施行、2016年には法改正・規制強化が行われました。

マネーロンダリングを防止するためには金融取引を行う時に身元を確認し、結果を記録しておくことが重要となります。
なので、金融機関は一定の取引を行う場合は、顧客の本人特定事項(個人の場合は、氏名、住居、生年月日)の確認を行うよう求められたのです。

顧客の身元を確認することから、この本人確認は『顧客を知る(Know Your Customer)』⇨『KYC』と呼ばれます。



2・eKYCの誕生

2018年に改正された『犯罪による収益の移転防止に関する法律』により、KYCはオンラインで完結できるようになりました。
そこでKYCに『electronic』が付くことで『電子(オンライン)での本人確認』という意味の『eKYC』が誕生したとです。


〜eKYCの市場規模・将来性〜

ITRによると、eKYC以上の2019年度の売上金額は4億8000万円でした。
一見少なく思えますが、2020年は新型コロナウイルスの影響により、eKYCの導入メリットが注目され、市場が活性化しています。

なので、
eKYCの市場規模は今後数年間でますます拡大し、2024年度には10倍弱の44億円に達する見込みなのです。

まだまだ知名度は低いですが、今後伸びていくことが期待できる市場と言えます。



3・eKYCの特徴

♦︎手間がかからない
♦︎コストカットに繋がる

♦︎手間がかからない
最大の特徴は、手間がかからないことです。
これまでのKYCでは郵送で本人確認書類を提出し、その書類を確認した後にサービスを利用できる。という流れでした。
これではすぐにサービスを利用したい顧客には大きな手間と時間がかかるので、顧客がサービスから離れてしまう可能性をありました。
でも『eKYC』なら、オンライン上で完結するので『郵送する手間』『確認するのを待つ時間』を大幅に節約できます。

♦︎コストカットに繋がる
本人確認書類を郵送するには郵送代がかかりますし、郵送確認などにかかる人件費もカットできます。
また、紙で本人確認する場合に必要な申込書の処理・保管などの様々な業務が不要になり、ペーパーレスにも繋がります。
eKYCでもオペレーターなどによる目視確認は必要ですが、複数の書類を見ながら確認するよりも効率よく作業ができるのです。



4・eKYCの活用事例


①インターネットで口座開設
②スマホなどの契約時
③オンラインサービス利用時


①インターネットで口座開設
現在eKYCが活用されているには、主にインターネットで口座開設をする時です。
金融機関では、三井住友銀行が2019年10月からeKYCによる口座開設を始め、ネット証券のSBI証券も2020年3月からeKYCによる口座開設を始めました。
これまではインターネットバンキングの口座開設であっても郵便物を受け取る必要があったため、口座開設は1週間〜2週間程度は必要でした。
しかも、書類は本人しか受け取れなかったので、家にいないといけませんよね。
『eKYC』を導入すれば、即承認が可能になり、最短即日での口座開設ができます。
場所を選ばないので、近くに実店舗がない地域や外出先でも手続き出るのも良いところです。

②スマホなどの契約時
スマホを契約するときの本人確認にも使えます。
これまでは店舗に行って契約するのが一般的だったスマホ契約ですが、eKYCを導入することでお店に行く必要がなくなります。
スマホ界隈では、楽天モバイルが国内キャリアで初めてeKYCを導入しました。
eKYCとeSIMを活用すると、3ステップで簡単に開通手続きを行えるようになっています。

①『my 楽天モバイル』アプリをインストールする
②アプリからeSIMを申し込む
③アプリから開通する


③オンラインサービス利用時
メリカリなどサービスに代表されるCtoCサービス
消費者から消費者へ、ものを売買できるようになり便利になった一方で、安全性への配慮が必要不可欠になります。
そこでeKYCを導入することで、購入者側も販売者側も安心感が得られ、サービスの利用促進にも繋がります。


スマホひとつで何もかも出来るようになるのは良いのか悪いのか。
スマホを無くしたりした場合めっちゃやばいですね。

最後にもう一度ポイントをおさらいしておきます。

【ポイント】
♦︎『eKYC』とはオンライン上でできる本人確認のこと
♦︎市場規模は2024年には440億円になる予想
♦︎国内企業はeKYC市場への参入が進んでいる



ベルちゃんの近況報告で、
おやつが無くなってイライラしているらしいので、大量のおやつを持ってベルちゃん5歳のお祝いしてきます。
長生きしてほしいものです。

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最後まで御拝読ありがとうございます。
皆様の何かのキッカケにでもなれば幸いです。
🐶ここでは『お金』『投資』『マインド』などを書いています。
『お金』は人生の全てに関わってきますので、そこの問題を解決すれば自分も周りの人も自分の望んだ人生が送れると思いのもと書いています。
気張らず『へぇー』くらいで見て頂けたら幸いです。


🐶今回のイッヌ🐶
だめになっちゃったベルちゃん🐶

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