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すごく個人的な振り返りと信念を言語化する

この記事は ユアマイスター Advent Calendar 2019 25日目の記事です。

こんにちは。ユアマイスター 星(@inase17000)です。

年末ということもあり、不思議なもので1年という節目でいろいろ考え事をすることが増えている気がします。ただただ考え事をして唸っているだけでは意味がないので、ブログにアウトプットすることで命を吹き込んで行きたいと思います。

2019年何をしてきたか

自分の担当役割として、開発組織のエンパワーメントやサービスの課題解決についてはしっかり時間をとって取り組んできました。そして、ローンチ3年を経つ「あなたのマイスター」には技術的負債と呼べるものも溜まりつつあり、だんだんと対策をとらないといけないと考えていました。自分が率先して行動にうつし、チーム全体にもムーブメントを波及させるという試みがとれたのもよかったと思います。

新しい仲間が増えたり、減ったりしながらも、案件の優先度を柔軟に変更しながら、プロダクトを着実に拡大させることができました。その代わりとして、夏前後は個人としてもチームとしても技術的なアウトプットが減ってしまったという反省があります。

2019年、昨年対比で何倍にも拡大していく中で、単純に右から左に流すような仕事をしていては推進できないことが明確にもなってきました。

例えば、
・エンジニアチームとディレクションチームの結節点での目的のすり合わせコストが無視できない(コミュニケーションの問題)
・技術的に難しいこと・新しいことにチャレンジする時間をなかなかとれない(リソースの問題)
・リリースしてみた機能がご利用いただくお客様に喜んでもらえるかわからない(市場適合の不確実性)
など、不確実な毎日を生きていました(います)w

その中で大切にしていたこと

3年間やった上で大切にしている考え方は、ユアマイスターのVALUEの5つの他に3つあります。

・チームで解決すること
・小さくとも行動を起こすこと
・計測できるものにすること

この3つは初期の頃から大事だと思って致し、これがユアマイスターで働いていると応援してくれる仲間がいるからやりがいを強く感じられています。

現在、エンジニア採用のための説明資料を作ったり、オンボーディングの設計を考えたり、一年の振り返りを考察するタイミングで浅く広くバラバラのことを考えるタイミングでした。その中で、自分にも一緒に働くみんなにもなんども言い聞かせてきました。

社会人人生を振り返ってみると

35歳になるまで、35歳をマイルストーンに生きてきたこともあり、ちょうど30歳の頃に想像してた自分と出会えています。25歳のとき、30歳のとき、それぞれにエンジニアに対して感じる理想像って変化してきていると今になってしみじみ思います。(おじさんになった...)

「自分の可能性って常に広がっていくし、できないこともいっぱい見えてきて、意味のない悩みも増えていく歳なんだなぁ」と、35歳一年生は感じているところです。

新卒で入った時からずっと同じような価値観で生きてるんですね、ほんと。

かっこわるいな🚷と思う仕事の仕方

過去を振り返りつつ、戒めとして思いつくのはこんなタイプ。。。

・表面だけをなぞり全てを知った気になって感情に任せ行動する子どもっぽい人。
・人間やチームには変化が起きないと信じ切っていて諦めて毎日を過ごしている人。
・部下を社内政治のための道具としてしか見ていないわかりやすい上司っぽい人。

共通点としては、物事をよくしていくために積極的に当事者意識を持って行動できていないことだと考えます。

かっこいいな✨と思う仕事の仕方

そして、反対にかっこいいなぁと感じるエンジニアもいっぱい見てきました。

・苦悩の末出来上がったシステムが多くの人のためになり、ユーザーから感謝される人。
・どんなトラブルが起きても逃げず立ち向かい、それを支える仲間もいて、全員で乗り越える経験を得る人。
・曖昧な人間ぽいことをなんとか理論的にデジタルに落とし込むことができる人。

共通点はみんな純粋にエンジニアであることに誇りを持っていました。プライドを持ちつつ、自分の技能を誰かのために惜しみなく使えることが最高だと考えています。

過去の経験から得たもの

今チームの仲間に伝えるときに大切にしていることは、そのかっこいいなと感じる人たちの頭をトレースした結果でもあります。

・チームで解決すること
・小さくとも行動を起こすこと
・計測できるものにすること

これら共通点を改めて考えてみると、

人は、つらいときに手を差し伸べてくれる仲間を信用する。当たり前だ。
人は、口だけではなく行動を起こすと成功に一歩近づける。これも当たり前。
人は、曖昧なものに金を出さない。見えるから納得する。最後のこれも当たり前。

全部当たり前のことで、1年目からずっと教わってきたことでした。この当たり前を当たり前に大切にできる、人間らしいエンジニアと働いていたいと思っています。

技術的なことは、スピードの差はあれど学習し続けて成長し続けることが当たり前なのでそれはもうエンジニアとして生きていくなら宿命だと感じています。

まとめ

相手を尊重し、相手を信頼しながら仕事をし続けるチームが、真剣にいいプロダクト作ろうとしたら絶対最高のプロダクトになることを信じています。

ぼくが今改めてこの歳で大事だと思うこと、

・チームで解決すること
・小さくとも行動を起こすこと
・計測できるものにすること

これらを2020年の自分のVALUEにしようと思います。


TEAM DRIVEN

チームで解決すること

FROM ONE STEP

小さくとも行動を起こすこと

BE MEASURABLE

計測できるものにすること


これがぼくの信念です。

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