土地エネルギーを分析

土地のエネルギーって

ニュージーランドに来て20日くらいが経った。こっちに来てからとても調子が良い。なんでか考えてみた結果、ムードが良いからだと帰結した。

今まで50か国ほどの国々に出かけていて、元気が出る土地とそうでない土地があるなぁと感じていた。

これは日本国内にも当てはまる。そこにいるだけで元気が吸い取られる土地があるし、逆に調子がよくなる土地がある。

東京を出て佐渡に行った時も、佐渡にいるとなぜか元気がでるから、好んで住んでいた。

東京にいると常に自分の体調がデフォルトの2割は悪くて、残りの8割を損なわないように無理せず生きる感じ。佐渡にいればとりあえず100%は確保できて、より良ければ120%にもなりうる。(すごい感覚論)

そもそも土地のエネルギーを考え始めたきっかけになったのは佐渡に行く前の、世界一周をしていたときのこと。何か国も回っていたので、エネルギー値の変化を感じることができた。

1か月お世話になったとても海の美しいモーリシャスという国がある。(地図上で、アフリカ大陸の右側にあるでかい島であるマダガスカルの、さらに右にあるゴマサイズの島)

ここにいるとき、英気が失われて、動けなくなった。ある意味の沈没。(沈没って、基本相性が良くて居ついてしまう的なことよね?)

で、土地によって得られるエネルギーが違うって確信した。

土地エネルギーの構成要素

エネルギーの構成要素はよくわかんなくて、一般的に言われる
①自然の多寡
②都市的かどうか

という基準はなんだか足らない気がしていてもやもやしていた。
ようやく今回の旅で少し明瞭化した。

「人々が放つエネルギー(=ムード)がハッピーか」

つまりその土地で生活している人々は幸せそうかということ。

つまり、自分が気持ちよく過ごせる(エネルギーが得られる)土地の条件は

①自然が多くて豊か(量×質)
②人が少ない(量)
③人々が幸せそう(質)

ということになり、感覚的により近い条件に整理された。

人々が幸せそうというのは質的でわかりにくいから、人が多くてストレス度合が高くなりがちな都市的ではないという取得しやすい情報が条件になっていたんだろう。実用的にはそれでよい。

盲点だった「人の感情」

東京にいることのストレスって何かよくわかってなかったけど、ムードだったんだなぁと。

電車の中や込み合った場所でお互いがお互いを邪魔だと思いあっていることとか、やらなければならないことに必死で周りが見えていないこととか、そういう目に見えない気持ちの集合体が、自分が苦手なムードを作っていたし、知らず知らずのうちに負の影響を受けていた。

これまでアドレスホッパーをしたり旅をしたり、いろんな環境で暮らしてきたから、環境がもたらす影響の大きさは理解していたけど、その環境に「人々の感情=ムード」が含まれることが盲点だった。

つまり、いろいろごたごたいったけど

ニュージーランドはとにかくムードがいい感じだし、自然も美しくて、元気になるねっていう。

(余談)10人のハッピーと100人のハッピー

余談だけど、人の量ってどのくらいクリティカルな要素になるんだろう。

オークランドいち安いバックパッカーズホステルに泊まった時、込み具合はかなりだったが、お互いがお互いをリスペクトしながら暮らしている感じがして、そこまでストレスを感じなかった。だからかならずしも質ほどクリティカルに影響するのか怪しい。

過去のほかの経験を思い出すと、オフィスで先輩と二人きり、殺伐とした空気であればめちゃめちゃしんどかった。たった一人だとしても、ストレス度合はすさまじい。

じゃあ量は関係ない?とも言い切れない。なぜなら現実問題、量が増えれば負のエネルギーを抱えるひとも増えるから。

現実的にはあり得ないけど
10人の純なハッピー集団
か100人の純なハッピー集団

だったら後者の方がいいのかも?
なんとなく違う気がして、量によってもたらされる悪影響がありそう。

ひとによっては多いだけしんどいっていうのも聞くし。
自分の場合はよくわからないから、保留のテーマにしておこう。

あと、余談の余談。
ワーホリしてる友達から自殺率の高さや貧困率の高さなど、社会面の課題を聞いたり、ゲストハウスで出会った移民から政府のガバナンスの悪口を聞いたりしていた。

もちろん、ぱっと見の幸福感とは裏腹なこともある(どの国だってそう)。残りの日々、見れるだけの情報を吸収していきたい。

ボンボヤージュ

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