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あんコーヒー

 もともと,文章書くの得意だった?読書感想文とか。

研究室の指導教員の一言。私の中で今日はハッピーな一日だったと決まった瞬間。

 でも,なんだか叙情的だよね。キラキラしている。正直研究にはこういう表現はあまり使われないよ。

あちゃー,自分ではそんなつもりは全くないのだが,どうも私が書くと,卒業論文も小説かエッセイか詩みたいになるらしい。なぜならこの指摘は今日が初めてではない。前回はタイトルを見た瞬間そう言われたのだ,「これは小説なのか?」と。

大学を卒業した経験のある人なら分かるかもしれないが,4年生のこの時期からそろそろ卒業論文というものを書くのに追われ始める。私もその一人,アルバイトと旅の計画と卒業論文との葛藤を感じながら,それでも最後の学生生活の自由な時間の流れを感じながら(自称まだ追われていないぞ!),日々を過ごしている。

今日は珍しくアルバイトもなく,日暮れ前に帰宅した。さあ,添削してもらったばかりの卒業論文の続きをやろう。パソコンを開いたのはいいが,おいおい,気づけばこうして,ラジオを聴き流しながら今日あったことの回想を始めている。それだからいつまでたっても,研究者っぽい文の書き方が身に付かないのだ…

スピーカーから聴こえるのは,粋なジャズをバックに,近頃ますます冷え込みだしたというラジオトーク。そういえばこの季節にぴったりで,卒業論文でも読書でも家での作業がはかどる飲み物があるので,本稿はそれを紹介して終わりにしたい。
その名も,“あんコーヒー”。というもの。
ホットミルクに,インスタントコーヒーとあんことすりおろした生姜を入れて完成という簡単な飲み物だが,これがまた温まるし美味しくて良い。最近のちょっとしたマイブーム。

ほっと落ち着きたいとき,作業をはかどらせたいとき,今日の回想をするときなど,
あんコーヒーをおともに。いかがだろうか。

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