綿谷(五分木) 千春(わたや(ごぶき) ちはる)

長期入院の子どもと付き添い家族を支える会by NPO法人イナンクル代表。 札幌市内小学…

綿谷(五分木) 千春(わたや(ごぶき) ちはる)

長期入院の子どもと付き添い家族を支える会by NPO法人イナンクル代表。 札幌市内小学校相談支援パートナー。学校のトリセツお話し会を開催しています。 日々の暮らしの中で感じることを想いのままに綴りたいと思います。

最近の記事

不登校経験者(長男18歳)が応えるお話し会を終えて

一昨日の居場所での長男のお話し会、たくさんの方にご参加いただき、ありがとうございました。 不登校経験者がお話しする、というキャッチは必要ではあるのですが、不登校でないたくさんの18歳の人たちの話しでも、長男のそれと何も変わらずに、大人たちが得るもの、気づくものは多いだろうとわたしは思っています。 長男が学校に行かなかった期間は、至って正常であり、人として自分自身と向き合うという、とっても必要な期間が義務教育の間に訪れたというだけだと思っています。 それを認められるかどう

    • 親が子どもにしてあげられることは何もない

      極論といえばそうなんだけど、究極はそうだと思うんですよね。 11/20(日)次男のピアノコンクールだったんです。 まさか、順位が着くようなものや賞取り的なものに出る、なんて時が来るなんて思ってなかったんですけど。 けど、やっぱり人というのはその時その時変容するんですね、今年、「出るわ」と言い出して。 ピアノの先生は、毎年毎年、コンクールがあるたびに懲りずに、長男にも次男にも、やんわりと、 「どうですか?」 と聞いてくれてました。が!2人とも、即答で、 「いや、いい

      • あなたの目の前にいる子どもは「学校に行か(け)ない子ども」ではなく、「生まれた時から何ひとつ変わらない、かけがえのないあなたの子ども」です。

        やっと、noteをはじめました。 正しくは、昨日だったか、Facebookページの投稿をコピペして投稿したら、なんの周知をしなくても「スキ」っていうのが結構付くもんなんだとびっくりしました。なので、正しくは、はじめてました。です。 で、タイトルの件。 子どもが学校に行きたくないとか、行き渋りしはじめたら、なぜか、「もう終わった」「道から外れた」などと、どん底に落ち、目の前真っ暗になる保護者さんは多いです。(そうでもない人も増えましたが、まだまだ多いです。多い方の彷徨いどん

        • 生きる、ということは楽じゃない

          昨日、学校の疑問質問お話会でした。 自分の感想は書いてもいいかな、と思うので、昨日の感想というか。昨日の会を終えて1日経って、またこれまでこういったお話し会をやって来て回数を重ねた上で、じわじわ自分の中で込み上がってくる想いを綴ってみようと思います。 子育て、いや子と育つ、子に親にしてもらう、そういった中の一つにある ほとんどの子どもが行く場となる学校(保育園、幼稚園)、そして出てくるかもしれない不登校問題、それを取り巻くいろいろ... わたしは、お話し会をする以上、

        不登校経験者(長男18歳)が応えるお話し会を終えて