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【北海道のひだりうえ】イケてるタコ漁師と大熱量議会議員が住む苫前町

こんにちは。北海道のひだりうえのはらちゃんです。自分の名前+ちゃん付けで呼ぶのキモいとちゃんとわかってますがボコボコにされるまで続けます。

北海道のひだりうえに住んで少年時代も含めると20年以上になりますが、まだまだわからないことばかり。

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おなじく北海道のひだりうえ、遠別町より少し南に位置する苫前町に2泊3日で行ってきました。苫前町といえば、クマの獣害として日本史上最悪の被害を出した三毛別事件やウィンドファーム(風力発電所)が有名なまち。アイヌ語では<トマオマイ-エゾエンゴサクがある場所>と呼びます。

今回は札幌から東京へ拠点を移しつつ、北海道のこといろいろなことをアーカイブするWebラジオSUPER SAPPORO BROS の谷翔悟(以下たにやん)と埼玉を拠点に映像作家として活動しているホシノダイスケ(以下ほしやん)が苫前町に映像を撮りにくるということで、ぼくも参戦(なんで)

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苫前町のイケてるタコ漁師小笠原宏一くん(以下こういちくん)、苫前町議会議員の西大志さん(以下西さん)案内のもと味わい尽くす2泊3日苫前町の旅。

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ジュノンボーイ風の西さん

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漁のときは真剣なこういちくん

出会いの瞬間(episode000)の動画はこちら

写真モリモリでお伝えします。それではご覧ください。

1日目/ジューシー山賊焼がウリの焼肉屋「もつや」

夕方の合流。冬のひだりうえにしてはめずらしく雨。

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苫前町のハイヤー「大衆ハイヤー」に乗り込んで本日の食事処「焼肉もつや」へ向かいます。海岸線からすこし山間へ移動し、古丹別地区へ。

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のれんをくぐった瞬間、「あ、好きなお店」となるくらい良い雰囲気。

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元気一杯のちゃきちゃきおかみさんが焼肉の準備をしてくれます。

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隙を見計らってとりあえずまずは一杯!

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運ばれてきたお肉をのせて待ち時間。焼き待ちの時間って幸せですよね。

そしてもつや名物の山賊焼が登場。

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表情を見ていただければ美味しさが伝わると思います。想像をはるかに超えたジューシーさ。

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もつやのおかみさんが作るニシン漬けも絶品!

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お茶目なおかみさんに心惹かれちゃった

出だしから最高なスタートを切った苫前旅。翌日は3時起きと言うことで早めに解散です。

初日の宴、もつやで出会いの杯の動画はこちら(episode001)

2日目/早朝の漁撮影からスタート

まだ暗い時間。漁に出かけたこういちくんを追うように撮影班も動き出します。

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まだ真っ暗な苫前漁港。真冬のこの時間に起きて漁に出ている漁師さんマジですごい。

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すこし空に明るさが見えてきた頃、船が戻ってきました。

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言葉を介さなくてもサクサクと進む作業。阿吽の呼吸。

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この日は大漁!小屋に入り網にかかった魚を外す作業がはじまります。

おこぼれを狙った猫ちゃんも。

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単独で沖へ出かけていたこういちくんはすこしだけ休憩、朝食の時間。

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ほぼ不眠で漁に出かけたこういちくん鉄人。

苫前漁港周辺を散策

しばらく作業が続く小屋を後にして、撮影班は別行動。

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なぜか拿捕されたようになる撮影班のたにやんほしやん。苫前漁港周辺を撮影します。

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漁港に向かう坂道から撮影した漁村。

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苫前神社。

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ジンバルおじさんと風力発電。

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高台から眺める漁港は素晴らしい景色。

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木造の廃屋が並ぶ海岸線。漂う哀愁。

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北海道のひだりうえ名物のホタテ稚貝漁の網(ザブトンと呼ばれる)があげられています。

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「あぁ〜やっぱいいなあ!」と苫前町の青い海と空をみてつい口に出た西さん。誰かの好きは伝播する。

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この構図の写真、気づいたら何枚もおさめていた。

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写真映えするスポット、ダブルデッキ。「ここで大焼肉大会みたいなのやりたいんだよねえ!」とジュノンボーイ風に映る西さん。完全に子どもみたいな目をしていた。

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なんのポーズ?

苫前町民に愛させる「大衆食堂」

そろそろ昼食時。苫前町民に愛される「大衆食堂」へ向かいます。1日目に利用した大衆ハイヤーに続き、2つ目の「大衆」と言う言葉。「西さん、大衆ってどういう経緯でつけられたんですかね?」と尋ねると「うーん、わかんない笑」と返答。初日の大衆ハイヤーの運転手に聞いても同じ返答。ローカルあるあるだなあ。好きです。

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昭和レトロな箸入れにゾクゾクします。

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すこし焦げのついた薄焼き卵にケチャップのオムライス。やっぱこうでなくちゃ。

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昔ながらのしょうゆラーメン。

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小ぎれいな洗練された、カフェで食べる美味しいランチとは違う満足感に満たされて大衆食堂を後にします。

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雪どけ水をぺろぺろする猫。

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めちゃくちゃ迫力のあるアンパンマン。

漁師のお仕事見学と苫前町散策(episode003)はこちら

魚選別作業を終えて合流

作業がそろそろ終わると言うことで、こういちくんが作業する小屋へ戻ります。

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ほぼ不眠で(僕らのせい)早朝から夕方まで作業をしていたこういちくん。沖からの景色も見せてくれると言うことで一同船に乗り込みます。ほんとすいません。

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地上ではおどけた姿(?)を見ることが多いこういちくんですが、船上の姿は一味違う。

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はじめての漁船に盛大に酔い狂ったほしやん

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沖からみた風力発電群。

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船着場に戻る頃には日暮れ。今日も夜の苫前町へくり出します。

クセになるタレが決め手の焼肉屋「こたん」

二日連続の焼肉ですが「苫前町に来たらここは行っておかないと...」と言うことで「焼肉屋こたん」へ。

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もつやもそうですが、店構えがもうタイプ。好き。

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愛しの泡、とりあえずいただきます。

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「ここのタレがいいんだよ」「これ食べちゃったら他のだと物足りなくてね」と、聞いていたこたんのタレ。独特な色と香り。さっそくお肉を焼いていきます。

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ちいさい頃からここ、こたんの焼肉で育った西さんは手慣れた調子でお肉を焼いてくれます。

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焼きあがったお肉をいただいて一口。「くせえ!うまい!」濃厚なニンニクの香りが広がる独特のタレ、確かにクセになる...。美味しい...。

こたんの名物焼き鳥もいただきます。

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ぶりんぶりんの鶏肉にタレが絡まり、そのうえからコショウがたっぷりかかっているのがこたんスタイル。

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コショウを下段の焼き鳥になすりつける作業。当たり前のように行われる儀式。

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この表情。これもめちゃめちゃ美味しかった。

次に現れたのが卵焼き。これも超特大。

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もう見るからに卵たくさん使ってる...!とわかる凝縮感。好き。

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今日はもう一軒あるから、ここはすこし抑えていこう。と、こたんに入る前に話し合っていたのに、気づいたら相当飲んで食べて満腹になってしまった。

呑み食い処山海幸

え、まだ食べる?食べれるの?と言う気持ちを引きずり2軒目は「呑み食い処山海幸」へ。

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「そう言えば、まだ海の幸食べてないよね?」2日連続の焼肉を食べ終えたあと。

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お待ちかねの刺身盛り合わせ。

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いい顔ほしやん

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とろけるたにやん

山海幸と言えば、苫前町名物のカスベのベーコンを提供しているお店。(カスベについてはこちらから

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南蛮漬け×カスベのベーコン。

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カスベのベーコンのマリネ。

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炙りたち。

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これは日本酒いくに決まってる。

そして〆に山海幸名物の「いさり火カレー」。

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スモーキーな香りのルーに、イカなどの海鮮が入った名物カレー。

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いちいちいい顔してくれるほしやん。映像作家。

たらふく飲んで、食べた2日目の夜。


知らない魅力に溢れた北海道のひだりうえ「苫前町」

北海道の地域ってそれぞれが離れていて、ぼくの住む遠別町と苫前町は約1時間と近いほう。札幌までは4時間の移動が必要となります。それくらいの移動に慣れてしまうとついつい日帰りで用事を済ませて帰ってしまうことが多いのですが、じっくり泊まってみないとわからない魅力がまだまだ眠っているんですよね。

苫前町民だけが知る名物料理、漁師の本気タイムスケジュール、ふだん何気なくその地で暮らしている友達がしているルーティンに混ぜてもらうと、綺麗な景色や完成された料理が並ぶおしゃれな居酒屋で過ごすのとは違う満足感に満たされます。人が、友達が、それぞれ暮らす町にもまだ見ぬ魅力がたくさん眠っていることを思うとワクワクしてきます。

「もし、このまちに興味があるって人がいたらぼくに連絡ください。全力で案内します。三日三晩。」

こう断言する西さんとこういちくん、そんな二人が住む苫前町は間違いなく魅力ある町です。

今回はバイブス一発、たにやんほしやんが苫前町に来てくれたことで生まれた巡り合わせ。ほんとうにありがとう!後日、撮影した映像もどこかで見ることができるということでそれも楽しみ。

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帰りの沿岸バスに揺られながら、残ったアルコールと焼肉こたんのタレの香り、気持ち良い疲労を感じながら、片道1時間の旅を振り返りました。

つぎは北海道のひだりうえのどこにいこうか!うちに来てよ!と言うひだりうえの民がいればご連絡ください。

ムービーまとめ


関連リンク

WebラジオSUPER SAPPORO BROS 

埼玉を拠点に映像作家として活動しているホシノダイスケ

苫前町の大熱量議員 西大志さん

苫前町のイケてるタコ漁師小笠原宏一くん



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