【層雲峡ホステル】大自然のそばにある宿で過ごす2日間
北海道上川郡上川町にある層雲峡ホステルは元公務員の志水陽平くんがオーナーをつとめるゲストハウス。3年前に陽平くんと知り合い、それから数回利用させてもらったことはあったけれど、今回はじめて層雲峡ホステルに連泊をして、自然を体験させていただいたので思い出を残しておく。
黒岳カレーと乾杯
到着してさっそく、層雲峡ホステル名物の黒岳カレーをいただく。オーナーの陽平くんが自ら作る絶品スパイスカレー。
「食べると元気出るんで!」と、大盛りに盛ってくれた。相変わらずめちゃくちゃ美味しい。この日、一緒に宿泊する友人たちも揃って陽平くんを囲って乾杯。
この日は陽平くんの私物である良い感じのウイスキー?を持ってきてくれたのでみんなで味見。
ヘルパーのあんじくんも一緒に。こうやって宿の人も旅の人も一緒の時間を過ごせるのが嬉しい。この日は紋別からおおむらも来ていた。ピントはキン肉マンみたいな陽平くんに合ってしまったけど。
あっという間に消灯時間。(実は少し過ぎてしまった)
紅葉谷を散策
季節は紅葉の真っ只中ということもあって人気の黒岳はかなり混んでいるそうで、陽平くんが気を利かせてくれて徒歩すぐの場所にある紅葉谷を案内してくれた。
往復1時間30分ほどで周れる紅葉谷を陽平くんのガイドで散策。
川や滝の音の心地よい音で、自然と足取りも軽くなる。
豪快な滝と、柱状節理。徒歩数分でこの景色に辿り着けるのは贅沢だ。
滝のふもとで陽平くんが準備してくれたコーヒーと焼き菓子とともに休憩を挟む。
トドマツのマツヤニをその場で嗅いでみると、そのフレッシュさに目が覚める。陽平くんのガイドを受けながら、往復1時間半で味わえる大満足の時間。
ふもとに戻ると、鹿の親子が授乳中だった。平和な世界。
クマノネドコでお仕事
朝の散策を終えて心地良い気持ちで層雲峡ホステルに戻る。予定外の連泊だったこともあって、仕事をしないと…そんな時に役立つ、新しく改装を終えた「クマノネドコ」という部屋がオープンしたとのこと。さっそく利用させてもらった。
改装を手掛けたのは上富良野町を拠点に活動しているたそがれ商会の角波龍馬くんとみほさん夫妻。遊び心を感じつつも落ち着く空間で、作業も捗る。最近では当たり前のように享受してしまいがちだけれど、友人たちが手掛けた場所で、過ごすことができることはとても貴重な時間だ。
連泊者にやさしい日替わりの夕食
自然を堪能し、仕事もしっかり終えたこの日の夕食も層雲峡ホステルでいただく。層雲峡ホステルでは連泊者にもやさしい二日目のメニューを変えられるというサービスも。二日目のメニューはジンギスカン。
自分はこの日も黒岳カレーを頼んだ。連日だって問題にならない美味しさ。
夕食を終えてリビングでのんびりと過ごしていると、層雲峡ホステルのスタッフは遅くまで何やら作業をしている。
せっせと宿泊者の朝食を作っていた。紅葉の見頃の大繁忙期ということもあってたくさんの宿泊者。ひとりひとりにあてたメッセージが書かれた包み書きの気配りも本当にすごい。
陽平くんはいつも「忙しいみんなは、層雲峡ホステルに泊まって、疲れを溶かして欲しい」と声をかけてくれる。遠くにいても気にかけてくれる友人にはいつも救われるばかりだ。今回、突然にかかわらず受け入れてくれて、繁忙期の慌ただしい中ガイドまでしていただいて、夜中まで付き合ってくれて本当に大感謝。層雲峡ホステルスタッフのみなさんもありがとうございました。
層雲峡ホステルの今年度の営業は10月10日まで。最終日はイベントも開催するそう。
層雲峡ホステルは毎年行きたい場所。来年は登山にも挑戦してみたい。