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それはそれとして

8月20日46日目。

先週から、木〜土曜日にかけて、活動しているNPO法人えんおこでBARの営業をはじめた。今はそのBAR営業を終えて、カウンターでひとりキーボードを叩いている。

コロナの影響もあって、運営している飲食店はなかなかうまくいかない状況だ。いまだ感染者は一人も出ていないまちなのだけれど、社会情勢を鑑みて出歩く人は少ない。そもそも、もともと分母が少ない。

今、カウンターでレモンサワーを飲みながら日記を綴っている。6杯目のレモンサワー。

こうやって、一人でお店を回すと普段とは違う光景に出会える。町内で噂を聞きつけた(SNSくらいでしか宣伝していない)人がやってるって聞いて来たよ!と駆けつけてくれた。いつもお宅に飲みに行く人がお店に足を運んできてくれた。

ろくな食べ物も出さない(今日は枝豆しか出してない)のに、足を運んでくれるのはうれしいことだ。

地域全体で見ると、おもしろみのないふつうのふわりとした人たちの集まりのように見えても、個別で話してみるとちがう個性が見えたりする。

派手さ地味さ大きい小さいはあるけどそれぞれちがう。話のうまさ、下手さ、テンポの良し悪しそれぞれ違って、それでも共通して「なにか伝えたい」という気持ちは同じ。お客さんとして飲みに行くのとはまたちがう楽しさがあった。

しばらくこのスタイルで営業を続けていく。赤字の補填という意味も大きいけれど、それはそれとして、その場所にある新しい楽しみを見つける試みだ。

今日の一枚は営業中にはじまったヨガ教室。

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