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木工家を目指すということ、田舎に暮らすということ

初めまして!兵庫の田舎に住む、新米木工家tokuです。
高校生ぶりにブログを立ち上げてみました。
久々の公開長文に緊張しています。

さて、記念すべき初投稿は、
これからブログに書いていきたいことを
自己紹介も含めて書いていきたいと思います。

現在、兵庫の田舎で木工家を目指して日々修行中なのですが、
ついこの間までは東京でOLをしていました。

元々兵庫出身で、高校卒業後東京の大学に進学、
そのまま就職し、7年ほど東京に住んでいました。

幼い頃から田んぼに囲まれて育ち、家にテレビはなく、
遊びといえば魚や虫とり、ヘビを振り回していた田舎娘が
大都会東京の環境に馴染めるはずもなく…。

今思えばよく7年も東京に住んでいたな!と。笑
(この7年間は、色々なチャンスと素晴らしい人々に恵まれ
全く後悔はしていません!)

ただ、7年も東京にいたのは
「社会の輪から飛び出る」勇気がなかったというのが大きいです。

会社で勤めていると、収入や福利厚生面は会社が保証してくれます。
自分でものを作って生計を立てる、となるとそうは行かない。
全て自分次第である状況ってとっても怖い。

中学生の頃から、漠然と木工家である父の仕事を手伝いたいなぁと
思っていたのですが、どう手伝えるかわからず、決めきれず、
ずるずると高校〜大学〜そのまま就職という所謂一般的なルートを進んできました。

高校では部活に勉強で忙しく、
大学では休みになると海外へ旅に出て遊び呆け、
社会人は毎日朝から夜遅くまで仕事、
などなど、その都度言い訳を見つけて
自分の将来とちゃんと向き合ってこなかったんですね。

社会人1年半ほど経ったある時、
「毎日目の前のタスクをこなすことで必死だけど
これからも、この仕事していたら自分の将来どうなるんだろう?」
と真剣に考える時がありました。

(就活の時にしとけよ!というツッコミは置いといてください。笑)

本当に自分の好きなことは何か、本当にやりたいことは何か。

じっくり、それと向き合った瞬間、
「よし、実家に戻って木工家を目指そう」
と、7年間どこかで感じていた自分の進む道に対する違和感が
スッと消えました。


すぐに両親に、戻ってきてもいい…?とお願いし、
(あっさり快諾してくれた両親には頭が上がりません)
会社を辞め、実家に戻ってきました。

それが去年の12月のことです。

戻ってきてからは、毎日仕事で木と向き合い、
仕事以外では畑、山の散歩など自然を満喫しています。

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初めて畑で野菜やハーブを育てたり、
初めて草刈機で草刈りをしたり(今のマイブーム!!)、
椿の実から椿油をとってみたり、
ニホンミツバチを養蜂してみたり、
はちみつから天然酵母パンを焼いてみたり、
鳴き声で野鳥の名前を覚えてみたり。


家で作った野菜ってこんなに美味しかったっけ?
田植えをした後の水田ってこんなに美しかったっけ?
家の周りでこんなにたくさんの野鳥鳴いてたっけ?

などなど仕事も生活も、毎日新たな挑戦と発見の繰り返しです。

何をするにも自然に生かされているということを
日々痛感しています。

そういったことを記事にしていけたらなぁと思います。

木工のこと、色々な手作りのこと。
ゆる〜く書いていきますので、お付き合いいただけたら嬉しいです!


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