神社の合併②吸収合併

氏子がゼロになってしまう、その前に氏神さまをなんとかしたい。そういう限界集落は多数あります。旭もそうです。
その手段の1つとして自身の学びも兼ねて書き示しておきます。

神社の合併
『吸収合併』法人格合併
一番良くとられる方法です。
例  榊野神社の氏子がいなくなるから、敷島神社にくっつきたい。
基本的に敷島神社の所有物となり、摂社や末社扱いになります。
榊野神社の土地や建物はそのままで、神様(御神体)もそのまま。
メリットは数少ない残された氏子も引き続きお参りができて、今後氏子数が増えた時にお祭りが継続できる。
役員や神社費など誰かが担当する負担がなくなる。
氏子がゼロになった場合、敷島神社の人が管理をしてくれる。

吸収合併『完全合併』
御神体も移動する。
神様がいなくなるので、現存する氏子さんの心理的な反対があったりする。
ここでお祭りを行うことはなくなる。

設立合併
榊野神社と敷島神社を合わせて、新たに旭神社を設立。
レアケースです。
旭で一つの神社、というのも将来的にはありかもしれません。

解散
基本的には認められにくい&費用が200万円ほどかかると言われている解散。
神社の全てを手放す。土地や社殿、灯籠などキレイに解体する必要がある。
土地や社殿は国に帰属するルールになっているが、田舎の土地は基本的に国がいらないと言うので、認められにくい。

ということで、法人格合併が一般的です。
*神社名は全て架空です。

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