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#3 パピーウォーカーへの道 〜我が家の挑戦


みなさん、こんにちは!(現在PM5時)
noteを始め、私の投稿の軸とする一つ「本」に関しては12冊ほど書かせていただきました。
なんとか毎日投稿が継続できています。それ自体が目標ではないのですが、行けるところまで行きたいなぁと思っています。

本日は、自己紹介でも書きましたが、私の軸のもう一つ「犬」「パピーウォーカー」に関する#3を書きたいと思います。

順調にいけば、今年(2023年)3月にパピーウォーカーになります!
(パピーの委託を受けます。)
そこに向けて、家族総出で準備中です!

今回は、
パピーウォーカーになるための条件
について書くことにします!


パピーウォーカーになるための条件

私たちの住む地域、北海道にある盲導犬協会では、次のような条件をクリアできる方に委託(パピーを預かるボランティアをお願いする)しているようです。
私たちは、今回ある種偶然にクリアできることになり、正式に委託を受けさせていただくことになります。
協会によって条件が多少異なるようです。あくまで”北海道では”ということでご容赦ください。

  1. 札幌市内及びその近郊に住んでいる。

  2. 室内で飼育できる。

  3. 自家用車を持っている。

  4. 長時間留守にしない。

  5. 費用が負担できる。

  6. 家族全員で面倒をみることができる。

  7. 定期的に協会へ通うことができる。

  8. 先住犬がいない。

意外と多いな!
そう思われる方もいらっしゃるかもしれませんねw 

条件の解説

1.札幌市内及びその近郊に住んでいる。

ある程度具体的に、まちの名前で指定されています。
北海道に土地勘のない方はピンとこないかもしれませんが、列挙してみますねw

札幌市、石狩市の一部、当別町の一部、新篠津村、江別市、岩見沢市、三笠市、美唄市、北広島市、南幌町、長沼町、由仁町、栗山町、恵庭市、千歳市、小樽市、苫小牧市 など

どうですか?
道民でない方、道産子(どさんこ:北海道出身という意味)でない方、読めますか??
興味のある方は、ぜひ北海道の地図をご覧くださいね。

この他、旭川市近郊もあるようです。
旭川市、当麻町、比布町、鷹栖町、東神楽町、東川町、深川市など。

私たちの住む地域は、札幌と旭川で比較すると札幌寄りです。
でも実は、上記に書かれていない地域に住んでいるのです。
「など」の記載に可能性をかけ協会へ問い合わせたところ、OKをいただきました!
札幌に比較的近いことが認められたのです。

2.室内で飼育できる。

ユーザーさん(視覚的に障がいがある方)と暮らすためには、やはり室内でも共に暮らしていく必要があるのだと思います。
誰もが外で飼えるわけでないですし、外まで行くのも大変ということがあるかもしれません。
そのために、パピーの時から同じ環境下で育てる必要があるんですね。

我が家は幸にして家がありますので、これはクリアですw

3.自家用車を持っている。

パピーと自由に行動できるようにする必要があるようです。
そのためには、やはり移動に制限のない車が重要なんだと思います。

北海道では一人1台が結構当たり前のような感覚があります。
私たち家族も、大人2名なので2台所有しています。6人家族なので、大きい車と軽自動車1台といった感じです。
私たち夫婦の親も、当たり前に一人1台ですし、札幌に住む兄弟も、普通に所有してます。

大都市にお住まいの方は、信じられないかもしれませんねw

4.長時間留守にしない。

まずは排泄の問題があるようです。
パピーの主室(ケージ)を貸してもらうのですが、体が大きくなってくると、入るだけで精一杯のサイズ感のものですから、排泄できるスペースは基本ケージ内に確保できないようです。
仮に小さい時でも、なるべくケージ内にトイレを設置することは避けたほうが良いようです。主室とトイレは別という考え方を持ってもらう必要があります。
よって、体調面への配慮がまずは挙げられると思います。

もう一つは、やはりユーザーさんとは常に一緒に過ごすことになりますから、少しでも人間と長く過ごす、パピーだけの時間を極力少なくするという生活環境面への配慮です。

これが最も難しいと言っても良いのではないでしょうか。
昨今は、共働きが増えていますし、核家族化しています。
なかなかいつも大人が家にいるという状況は、時代の進展とともにだんだん少なくなっているように感じています。

実は我が家では、妻が体調を崩し、長時間働けなくなってしましました。
基本午前勤務となっているのですが、概ね1日あたり4時間程度であれば開けても構わないという基準になっているようで、結果としてこの条件もクリアできることとなりました。

体調が戻ればフルタイムに復帰する意向があります。
今回のパピーウォーカーの仕事が満了した後に、継続して2匹目に挑戦!ということは、現段階で難しいと考えています。

5.費用が負担できる。

パピーウォーカーはボランティアで実施します。
ですので、最低限の費用を除き自己負担(委託される側の負担)となります。
負担する側を整理すると、次のような感じです。

【協会負担】
・医療費(予防接種や去勢手術、その他健康維持に関するもの)
 →去勢手術をするかどうかは、協会で判断して指示があるようです。
 →医療費関係は、一旦ウォーカー側で建て替えて、後日返還されます。
・ケージ等の必要物品の購入費用
 →ケージのほか、リード、ブラシ、食器類を貸してくれます。

【ウォーカー側の負担】
フード代
 →パピーの食事代です。これが一番大きいところになるでしょう。
・保険料
 →損害賠償責任保険に加入します。ケガや事故に対応します。
・首輪
 →2種類(子犬用と成犬用)が必要です。
・その他の用具関係
 我が家では、タオルケット、ペットシーツ、トイレトレー、消臭スプレー、ケージ拡張用のアミアミ、おもちゃ、進入防止ゲートを用意しています。この辺については、また今度詳しくご紹介します。

我が家では、なんとか費用を捻出すべく、人間たちの食費を切り詰めますw 
私は晩酌を切り詰めますw
※食費は冗談ですが、晩酌は事実です涙

6.家族全員で面倒をみることができる。

その家庭にいる全員と共同で生活することになります。
パピーに学んでもらわなければならないこともたくさんあります。
そんな中で、パピーとの付き合い方が家族間で異なると、パピーは混乱し学びにくくなってしまします。
ですから、家族みんなである程度の意思疎通を図り、一貫した行動が求められるところです。

我が家では、実は来年度受験生(中学3年生)になる娘が一人います。
何かと敏感になる時期と思いますが、本人は「別に大丈夫っしょ」的な感じだったので良かったです!

7.定期的に協会へ通うことができる。

定期的に協会へ赴き、パピーの状況を見てもらったり、私たちパピーウォーカーが飼育に関する知識を高めるために勉強したり、パピーウォーカー間で情報交換したりしていきます。

この観点からも、車が必要になってくるとも言えるでしょう。

8.先住犬がいない。

4.長時間留守にしない にも通じる話になるのですが、パピーには人間のことを大好きになってもらう必要があります。
そのためにはやはり、少しでも多くの時間を共に過ごし、少しでも多くの愛情をパピーに受け取ってもらう必要があります。
既に他の犬がいることは、この点で大きなビハインドとなる可能性があります。

では、他の種の動物はどうか?
という問いが生まれそうですが、この点は協会との調整が必要なようです。

我が家では先住犬も動物もいないため、この問題は生じませんでした。

むすびに

ご報告

2月7日(火)、北海道盲導犬協会のご担当者様より、最終確認のお電話をいただきました。
「正式にお願いしてよろしいですか?」というものです。

謹んでお願いし、正式に委託を受ける手続きが進められます。
今は、協会から送られてくる必要書類の到着を待っている段階です。

これでまた一歩前進です!!

次回予告

今回は字ばかりになってしましました。
予告を兼ねて一つ写真を載せておきますね。

トイレトレーに座る犬型ロボット

こちらの写真は、購入したトイレトレーの上に5歳の四女が自分の犬型ロボットを置いて遊んでいる様子です。
ちゃくちゃくと心の準備を進めているのでしょうか。
とても楽しみにしていることがうかがわれますw

次回は、この辺の準備したものを中心に、写真を交えてお伝えできればと考えています。

雑談

そうそう、前回下のカレンダーを購入したことを書きました。
妻が改めてじっくり見ていると、我が家に来るパピーの両親になる可能性のある犬たちが載っていたようです!!

黒色のラブラドールの夫婦と、白色のラブラドール夫婦です。

ご両親のお顔が見えただけで、少し安心というか、テンションが上がるというか。
思わぬ出会いでした!

お礼

一番最後になってしまいましたが、冒頭の絵は「みんなのフォトギャラリー」から使わせていただきました。
kiuchiさんにお礼申し上げます。
我が家に来る予定がラブちゃんということもあり、とてもかわいい、優しい絵だったため使用させていただきました。

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