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井中蛙の映画感想66! 2024/9/14(土) 【機動警察パトレイバー 劇場版】

【機動警察パトレイバー 劇場版】
 鑑賞日:2024/9/14(土)
 視聴方法:アマプラ(アニメタイムズ)

 パトレイバーは高校生ぐらいの時にゆうきまさみの漫画版は読破していたものの、アニメについてはほとんど見ていなかった感じ。無料お試しキャンペーンで入ったアニメタイムズチャンネルが特に何も見ないまま今日最終日を迎えそうだったので、限られた時間で見れそうなやつとしてアーリーデイズ(初期OVA)7話を見た上で今作を見た流れです。今日中に2と3も見ときたいかな。

・まずアーリーデイズ7話を通して見て、レイバーのアクションが少ない、遊馬と野明の出番も主人公ながら抑えめという印象があった。今作もその傾向は受け継ぎながらも、遊馬の探偵パートが話を進める主軸になっていたり、クライマックスの箱舟破壊作戦パートではレイバーの派手なアクションシーンが用意されていたりと、劇場版ならではのイベント感やスケール感があったのがよかったです。

・後藤隊長のタヌキぶりや松井刑事の泥臭い捜査パートなど、渋いおっさんキャラがいぶし銀な活躍をするのも相変わらずといった感じで、そういう味が存分に味わえるのも素晴らしい映画。まあ昼行灯上司キャラは前に出過ぎるよりはあくまでいざって時にさりげなく若者を助ける、みたいな描き方の方が個人的には好みなわけだが。

・もうさんざん言われてるだろうけど80年代末にコンピューターウイルスをテーマにした先見性はすごい。Windows95の6年前だもんな〜

・見慣れた風景が開発による塗り替えでどんどん過去のものになっていく寂しさ、というのは最近実家に帰省した時とかに感じることでもあったので少し共感するものがあった。

・香貫花が途中で帰国するくだりとか、零式起動して活躍するも乗っ取られてラスボス化とかは劇場版感あって良い展開だ。井上瑤さんの演技がいいよな〜。

・たまたまだけど来週ぐらいにリバイバル上映があるらしくて、まあわざわざもう一回お金を払って劇場に観にいくほどでは無いかなと思いつつも、大スクリーンで味わうことで面白さが増すタイプの映画ではあるかなとは思いました。

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