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【空き家選び】誰でも簡単に日当たりシュミレーションができるおすすめアプリ

せっかく田舎に移住して自然を存分に味わうなら
日当たりが良くて明るい場所がいいですよね。

太陽をたくさん浴びながら育った野菜を食べたり、
ポカポカと暖かい縁側で自然を感じながらお茶をしたり、
想像しただけでもワクワクします。


ですが、
空き家や土地を選んだはいいけど、

「本当に日当たりが良いのか」

って気になりませんか?


見学に行ったときは日当たりが良さそうだったけど、
他の季節ではどうなのか?

方角的には一応、日当たりは良さそう…。

せっかく見学に行ったのに
天気が悪くてよくわからなかった…。

などなど。

方角を見れば
なんとなく日が当たりそうかは分かるけど、
いざ「日当たりが良いのか?」と聞かれると
少し不安になりますよね。


「空き家選びは
季節を変えて何度も見学した方がいい」
とは言いますが、
そんな暇はないでしょうし、
そんなことをしているうちに売れてしまったら
何の意味もありません。

かといって、
夏に見学に行ったときは
太陽がカンカンに当たっていて
気にしていなかったけど、
冬になったら全く日が当たらない。

なんてこともよくあります。


日当たりが悪いと、

気持ちが落ち込みやすくなったり、
湿気でカビが発生したり、
建物が腐朽しやすくなったり、
洗濯物が乾きにくかったりと、
多くの弊害が発生します。


畑をやりたい方にとっては日当たりはとても重要です。

作物の成育が悪くなりますし、
湿気で病気が発生しやすくなります。

この記事では、
誰でも簡単にその土地の日当たりが確認できるアプリを紹介します!

とっても簡単なのに
プロの建築家も使っている頼もしいアプリなので、
ぜひ空き家選びにご活用ください。


日当たりを調べるときの基礎知識


本来、日当たりを調べるときは
時期や時間から
どこに太陽が昇るかを計算して、
周りの建物の位置や高さから
日が当たるのか、影になるのかを計算します。

最近では
パソコンで建物と周辺環境の状況を入力することで
シュミレーションすることができますが、
建築の知識がないとなかなか難しいやり方です。

パソコンソフトを使った日当たりシュミレーション

ですが、
スマホアプリを使えば
誰でも簡単にシュミレーションできます。


日当たりの良さを知りたいときは
「冬至」のときの太陽の軌道をもとに検証します。

冬至は
太陽の昇る高さが1年で最も低い日です。

言い換えると、日影が一番大きくなるので
一番、日陰になりやすい日です。

冬至でも日が当たる場所は
他の時期でも日当たりが良い場所と言えます。

逆に、影が一番小さくなる「夏至」でも日が当たらない場所は
「永久日影」といって
1年中、日が当たらない場所です。


日当たりを調べたいなら
「サン・サーベイヤー」を使うべし!


今回紹介するスマホアプリが
「サン・サーベイヤー」です。

↓↓iPhone

↓↓Android

サン・サーベイヤーでは、
好きな日付で
好きな場所の太陽の動きがわかります。


AR機能では
カメラで映している場所の太陽の軌道がARで確認できます。

引用:https://kototoro.com/sun-surveyor/

この画像からは16時以降に
近所の家で影になることがわかります。


マップビュー機能では
Googleマップ上に太陽の動きを表示できます。


ストリートビュー機能では
Googleマップのストリートビュー上に
太陽の動きを表示できます。


無料のサン・サーベイヤー・ライトはデモ版なので
表示が見づらいですが、
「AR機能」と「マップビュー機能」は
日当たり確認に活用できます。


無料版のAR機能の画面は
「使いたかったら課金してください」と
表示が出て画面が暗くなっていますが、
一応使うことはできます。

無料版のAR機能の画面

スクリーンショットではわかりにくいので
画像を編集して明るくすると、
↓↓このように見えています。

無理やり明るくしています。

この画像からは
スマホで映している場所では
朝の7時過ぎに木の後ろから太陽が昇り、
その後は太陽の軌道上に障害物がないので
日が当たり続ける。
ということが読み取れます。

もちろん、設定した日付を変えると
その日付に合わせた軌道に変わります。

有料版なら現地に行かなくても
ストリートビュー機能でおおよその日当たりが確認できます。

無料版ではエッフェル塔の近くしか表示できません。

ただし、
あくまでもGoogleマップのストリートビューで
表示される場所しか確認できません。

個人の敷地内や田舎の奥地になると
ストリートビューでは表示されないことがあります。


まとめ


田舎は
地図上では日当たりが良さそうに見えても
家の周りの山や木々の影響で
日当たりが悪いことも多々あるので、
今回紹介した方法で確認しておくと
日当たり問題が解消されます。


野菜作りでも
今回紹介した日当たりシュミレーションをすれば、
日光を好む野菜やそうでない野菜を
適切な場所に植えることができます。


今回の方法で、
今まで漠然としていた「日当たり」について
不安を払拭して空き家選びができますので
どんどん活用してみてください!

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