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【アイルランドでレンタカー】方法と気をつけたいこと

先日2泊3日レンタカーでアイルランド北西部Donegal, Sligo, Westportを旅しました。

私がいま住んでいるClare州からDonegalまでは
車で3時間30分くらい

本当は旅の記録をNoteしたかったのですが、車のトラブルが続き悲しい気持ちや焦った出来事がありました。なので、アイルランドでレンタカーした感想と、気をつけるべきことをシェアしたいと思います!
旅のエピソード含めて執筆したので長くなってしましました...。気になるカテゴリーまで目次で飛んでみてください。

レンタカーの予約

Webでの事前予約が断然おすすめ

ireland car rental とかで検索すると、車の比較サイトが多数出てきます。そのなかから車を選び事前に予約しておけば当日にレンタカー会社の窓口で借りるよりも安く借りることができます。

私も、いくつか比較サイトを見比べて、ある程度目星をつけた車を同居させてもらっているアイルランド人に確認してもらいました。
FordのMT車、3日間でなんと€36(約5,700円)これには、アイルランド人もWow! と驚いていました。「いい車だからドライブも楽しめると思うよ!」と太鼓判をもらい安心していました。

トラブル① 窓口でレンタカーを借りれない!

ウキウキした気持ちで当日車をレンタルするためクレア州のシャノン空港へ向かいました。
てっきり、空港の中に窓口があるのかと思い探しましたが、レンタカー会社の名前がありませんでした。別の会社の窓口にて聞いたところ、空港ではなくシャノンタウンにこの会社はあるよ、電話すると車で送迎してくれるよと教えてくれました。
電話かぁ、英語理解できるかなぁ、、と緊張しながらかけてみると訛りの強い英語の方が対応してくれました。
ほとんど何言ってるのか分からず、なんとなくのニュアンスでYes...と言っていると5分後にそれらしき車が来ました。おそらくアイリッシュ訛りなのだろう、電話だったから理解できなかったのであって対面ならまだ分かるだろう...などと思っていましたが、対面でも聞き取るのが大変だと感じていました。

車で約5分行きタウンにある事務所でレンタカーの手続きをしてもらっていると「アイルランドに住んでいるんだよね?それを証明できるドキュメントが必要なんだけど...」と言われました。

アイルランドでは入国してから3ヶ月以内に在留資格のカードを発行してもらう必要があるのですが、私は到着してまだ2週間だったためカードの申請はしておらず、また雇用先も見つけていない状態なので居住地の証明ができませんでした。
また、証明できる書類は持っていませんでした。(そもそも予約時に住所証明書類が必要とかも書かれていなかった..)

一生懸命調べて予約したレンタカー、ここで食い下がってはいけないと思い理由を説明したり、同居人に電話して住んでいることを証明してもらうことはできます!と言い、なんとか借りれないか交渉してみましたが会社のルールだからダメと言われてしまい諦めました。

最悪の雰囲気のなか、しまいには
「私たちはシャノン空港に到着したお客様は事務所まで送迎するが、あなたは空港を利用してなかったのですね。飛行機を利用したかどうかを電話であなたに聞いた時、あなたはYesと言った。だから迎えに来たのに、あなたは嘘をついた。」と怒鳴り口調で言われました。
電話で分からないことは聞き返すべきだったと反省しながら、そんな言い方をしてくる従業員に悲しい気持ちになりました。

結局、空港に戻り別の会社の窓口にて当日空いているレンタカーを借りることにしました。一番安いレンタカーでなんと€350!もしました。
窓口にて、住所を証明する書類が必要かと聞いたら、そんなの必要ないよ〜と軽く言われた(笑)
なので、次回からはWeb予約時に住所証明の書類が必要かどうか一応聞いておこうと思いました。

無事に借りられた車はSuzukiのSwiftでした。
日本車になんだか安心。

保険について

保険はレンタカーを予約する際にオプションでどこまでつけるかどうか選択ができます。が、フルでつけようとしたらかなり高額であるのが現状です。
もし、日頃から運転に慣れているのであれば費用を抑えるために保険は最小限でも大丈夫かと思います。車線の左側運転、右ハンドルは日本と同じで基本的に運転はしやすい国だと思います。

アイルランドの方に教えてもらった制度?なのですが、Car Hire Excess Insuranceというものがあり、費用を抑えるためレンタカー会社の最小限の保険を加入した上でExcess(免責額)をカバーするために追加で別の保険に加入するといった方法です。レンタカー会社の最小限保険では事故や修理などの費用はある程度カバーしてくれますが免責額が設定されていることがほとんどのようです。この免責で思いがけない高額な出費になることがあるようで、それをカバーするための保険になります。詳しくはこちら↓を見てください。

通常Car Hire Excess Insuranceは、レンタカー会社でも加入できますが€20/日など高額なことがほとんどです。そのため、外部の保険会社から安価なプラン€3〜4/日を選ぶことが一般的だそうです。レンタカーをよく利用する方は€40の年間プランもあるそうです。また、利用できる国もアイルランドだけでなくEUやUKが含まれる内容のものもあるそうです。
今回の旅では、Excessに加入せずにレンタカー会社のほぼフルな保険に加入したので大変高額でした…が、次回からは「最小限のレンタカー保険+外部Excess Insurance」を組み合わせて利用してみようと思います!

アイルランドでの運転

アイルランドで運転が私にとって初めて海外で運転をする機会でした。初めはとても緊張したのですが、数時間運転するとすぐに慣れてドライブを満喫できました。基本的には日本と同じ交通ルールで左車線も右ハンドルも同じです。違っていたのは、ワイパーとウィンカーのハンドルが反対であること、速度制限が日本より速く設定させていること、田舎道は特に道が悪くアップダウンの激しい道があることくらいでした。

1番緊張したラウンドアバウト

一番緊張したのは、ラウンドアバウトです。日本にはあまりないのでYoutubeなどで予習しイメージを掴んでいくことをおすすめします。
特にラウンドアバウトをぐるっと回って右側に出る時は、右側の車線に移動し右ウィンカーを出しながら、左側にハンドルを切りラウンドアバウトを抜けるというのが感覚的に慣れなかったです…。
ラウンドアバウトに入る前は右側から来る車の進行を邪魔しない、ラウンドアバウト内では絶対に停車しないことを意識すればまず大丈夫です!
こちらのYoutubeが大変参考になったのでおすすめします。

ガソリンスタンドの使い方

こんな感じのステーションが各地にある

ガソリンスタンドも日本とは使い方が違います。ステーション内で自分で給油して、ガソリンステーション内にあるショップに行き、給油したポンプの番号を伝えて金額を支払うという流れです。
I'd like to pay for the fuel on pump number (番号), please.
とか、もっと簡単にPump number 3, please.とかだけでも伝わります。

ガソリンは2種類あります。だいたい黒いノズルがDiesel(軽油)、緑がUnleaded(レギュラー)間違えないように給油しましょう。

トラブル② Low tire pressure

Google mapを頼りに旅をしていたのですが、途中この道を車で通れるの?というほどアップダウンが激しい1車線しかない丘を案内されました。向こうからキャンピングカーが来たのでゆっくりすれ違おうとした瞬間、ガタンと左側のタイヤが明らかにポンピングした音がしました。故障してはなさそうなので、そのまま走っているとlow tire pressureという警告ランプが点灯しました。これは、タイヤの空気圧の低下を知らせるランプでした。宿まで数kmのところだったので、宿で助けを求めようと思い慎重に運転をしました。

この警告⚠️に焦った
治してくれたお兄さんありがとう

宿のオーナーに助けを求めると、近くに車屋があるからそこで治してくれるよとのことで翌日車を持っていき無事に治りました!パンクしていたらどうしようと心配だったので、ひとまずホッとしました。お代はいらないよ、と笑顔で対応してくれた車屋のお兄さんに感謝です。

番外編 トラブル③ 家に着く直前で送迎車が故障。

そんなこんなで、車のトラブルがありながらも楽しんで無事に空港まで帰って来られたことに安心していました。空港から自宅までは同居させてもらっている方に車で迎えに来てもらいました。その帰路で途中から明らかに変な音が車から聞こえてきました。そして自宅まで2分くらいの場所で車が完全に故障して動かなくなりました(笑)これには、びっくりしました。おそらく、車運がついていない自分が乗車していたから故障したのかもしれないと思いなんだか申し訳ない気持ちになりました。

完全に故障しました..

でも、事故なく無事に帰れたことが何よりだなと思いました。
これらの経験を活かして、次は南西部にドライブしに行きたいななんて考えています。
アイルランドは自然が豊かで緑がとっても美しいです☘️また、虹もこの3日間で5回くらい見ました。ドライブにとってもおすすめな国です!

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