【宇部市発祥】長崎ちゃんめん【麺れすとらん】
うまいもんハンターのちょーすです。
長崎ちゃんめんのお店ですが、何故か山口ではリンガーハット以上に展開しています。
オススメ度:★★★☆☆(山口だけど長崎ちゃんめんのチェーン店!)
長崎ちゃんめん
長崎ちゃんめんは山口県を中心に展開するローカルチェーン店です。
1971年に山口県宇部市で創業し、その後、山陽小野田市で法人化、現在は焼肉坂井ホールディングスという別の法人に合併されています。
山口県の瀬戸内海側の皆様にはご存知であろう中華料理の敦煌も同じグループです。
「長崎ちゃんぽん リンガーハット」は1974年に長崎県で創業しており、創業年的には長崎ちゃんめんの方が老舗となっています。
長崎ちゃんぽんとは長崎県内で製造された「唐あく」と呼ばれる長崎独特のかん水で製麺したものと規定されているが、長崎ちゃんめんでは自社工場で製造しているオリジナルの生麺を使用しており、また、長崎ちゃんぽんでは野菜とスープは同時に茹でるのだが、「長崎ちゃんめん」では炒めた野菜を後から麺の上に盛り付けることを特徴としています。
リンガーハットも上述の理由の通り当初は「ちゃんぽん」とは異なるという理由から「長崎ちゃんめん」と銘打っていた時期もあり、完全に被っていた時期もあるようです。
山口県・岡山県・広島県を中心に、兵庫県や島根県にも1店舗ずつ、合計37店舗で運営されています。
またとんがり屋根が特徴的な外観でこれがまたリンガーハットと似ていますが、お互いに真似をした訳ではなく、長崎にある教会をイメージしたデザインとなっています。
店内はかなり広めの厨房を取り囲むようにカウンター席があり、その周りにテーブル席やボックス席があります。
卓上には醤油や酢、胡椒、辛味タレがあります。
辛味タレはちゃんめんにも餃子にも良く合います。
支払いはチェーン店としては珍しくクレジットカードは使えずに、店舗にも寄るかと思いますがPayPayを導入している店もあります。
メニュー
メニューは長崎ちゃんめんと皿うどん、餃子・チャーハンです。
実は担々麺や醤油ラーメンもあります。
平日のランチタイムにはお得なランチメニューがあります。
日替りランチの麺類は皿うどんはなく、ちゃんめんのみです。
長崎ちゃんめん
看板メニューの長崎ちゃんめんです。
炒めた野菜を後から麺の上に盛り付けているため、ごま油で炒めたシャキシャキ感も残った野菜と豚肉の香ばしさが立っています。
麺はモチモチの中太麺で豚骨ベースのスープにも良く合ってます。
皿うどん
皿うどんを頂きました。
麺は細麺で、注文してから揚げられています。
提供直後は熱々パリパリですが、次第に餡の水分を吸ってしんなりとしてきます。
まとめ
当たり前に全国に展開している長崎発のチェーン店かと思ってましたが、長崎出身の知人から山口県にしかない長崎ちゃんめんの店があるって話をされて、初めてローカルチェーン店であることを認識しました。
なので、その話を聞くまでは元々どちらのお店も「長崎ちゃんめん」を名乗っていたので、「ほっともっと」と「ほっかほっか亭」と同じような成り立ちかと思っていましたが、実は全く違いました。
自宅でちゃんぽんを作る際に、野菜炒めを作ってから麺の上に載せていましたが、そのルーツがまさか地元にあったとは思いもよりませんでした。
是非、香ばしさが違うのでご自宅でちゃんぽんを食べられる際には試してみて下さい。
皿うどんは個人的に金曜日の昼ごはんのイメージがありますが、自宅で作るのは手間なので、麺はどこかで調達して下さい。