【ライフハック】QrioLockの裏技【まとめ】
経営コンサルタントのちょーすです。
QrioLockの裏技についてまとめました。
基本的には公式が記載していないことをまとめていきます。
運用コストの低減
電源のACアダプタ化
QrioLockをはじめスマートロックのデバイスの電源にはCR123Aの乾電池が必要です。
CR123Aは2本で1セットとなり、QrioLockには2セットまでセットすることが出来ますが、この電池は元々はカメラ用の電池だったりして、1本350円前後は掛かるので、4本で1,400円程となり、比較的高額です。
1日10回の動作で1セットだと約半年程度、2セットだと1年程は使える計算ですが、半永久的に電池を買い続けることになり、また電池切れとなった場合、全く動作しません。
毎年維持費として、1,500円程はかかり続けることになります。
また互換出来そうな充電式の電池もありますが、中華製しか流通しておらず怖いのと、また充電式だと電圧が低く動作しない可能性もあるので、私は手を出しませんでした。
なので、私は近くのコンセントから電源を取り、変圧して給電することにしました。
CR123Aの電圧は直流の3VでそれをQrioLockでは直列に接続しているため、6Vとなっています。
コンセントの電圧は交流の100Vなので、コンバータで交流から直流へ変換し、電圧を100Vから6Vへ降圧する必要があります。
自分で電気工作をするのが安くはなりますが、材料を揃えたりするのに手間が掛かるのと、電池型の作成に3Dプリンタが必要となったりと、電気工作以上に準備の方が大変です。
自作で3,000円から4,000円程で販売されているようなので、電気工作が出来ない方は販売されているものを購入した方が手っ取り早いです。
パーツの代替
メルカリ等で入手した場合、パーツが全て揃っておらず、取付が上手くできなかったり、機能をフルに発揮できなかったりしますが、一部のパーツは100円ショップ等の物品で代替することが出来ます。
開閉センサー
開閉センサーについては公式に「マグネットセンサー」と書いてあるように、中身はただの磁石です。
おそらくQrioLock本機内の磁気センサーが開いた状態と閉まった状態の磁場の強さを検知して、状況を判別しています。
なので、もし開閉センサーがなくとも、100円ショップやホームセンター等でネオジウム磁石を購入すれば代替可能です。
私はネオジウム磁石をドアのラッチ受けの金具部分に磁石をひっつけて、問題なくオートロックが利用出来ています。
磁場の強さが変わるので、新しい磁石に替えた時や設置場所を変更した時には較正(キャリブレーション)が必要です。
メルカリ等では1,500円前後で売買されていますが、ただの磁石と知ると、その値段はもったいないですね。
サムターンホルダー
サムターンホルダーはサイズ違い(特に本来より大きめ)があれば、これまた100円ショップ等で販売されている紙粘土等で型を取り成形して嵌め込むことで多少のサイズ違いは許容出来るようになります。
運用改善
QrioPadで交通系ICカード開錠
交通系ICカード等のFeliCa対応やMifare対応のICカードに権限を付与することで、解施錠用のカードとして利用することも可能です。
公式的には「カギカン」というサブスクリプションサービスで提供されています。
QrioLockはAPIやSDKの提供は以前はしていたようですが、現在はされていません。
もし出来る方法が分かればまた追記しようと思いますし、ご存知の方がいればコメントを下さい。
まとめ
元々便利なスマートロックですが、更に自由度を高める方法があります。