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【金沢市】ITビジネスプラザ武蔵【金沢市経済局産業政策課】

コワーキングスペース「nido(ウベノス)」の経営者のちょーすです。

金沢市にある自治体が運営するぷよぷよeスポーツコーナー付コワーキングスペースを訪れました。

ITビジネスプラザ武蔵

金沢市武蔵町にあるコワーキングスペースです。

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金沢市経済局産業政策課が運営している自治体運営型のコワーキングスペースです。

そのため基本的なオープンサロンの利用であれば、無料で利用することが出来ます。

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別途、施設や設備を貸切利用する場合等は料金が掛かります。

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フロアは4階から6階までに各部屋が配置されています。

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金色に輝く金沢市長が感謝のお辞儀をしています。

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オープンサロンへ繋がる通路に掲示板が貼られており、チラシ等が掲示されています。

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やはりコワーキングスペースは企業や人が相互に繋がれる場所なので、このような空間は必要ですね。

オープンサロン

オープンサロンにはテーブルが8脚程度設置されており、好きな場所で作業できます。

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電源タップは天井から吊り下げられており、机の場所を選ばないレイアウトとなっています。

窓の外には屋上庭園が広がっており、私が利用したタイミングでは何かの撮影をしていました。

奥にソファ席が2セットあります。

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工作機械も設置されています。

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この工具は作動させていないので、動作音がどのくらの大きさなのかは不明です。

本棚にはプログラミングや工作や起業・創業に関する書籍が並んでています。

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ぷよぷよのeスポーツコーナーがあります。

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何故、金沢市でぷよぷよなのかを調べてみると、「eスポーツ金沢モデル」としてeスポーツ文化の聖地になることを目指しているようです。

複合機も設置されています。

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白黒コピーは1枚10円、カラーコピーは1枚30円で利用出来、コインユニットも設置されています。

マルチメディアスタジオ

私は利用していませんが、マルチメディアスタジオがあります。

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マルチメディアスタジオでは、簡単な撮影からセットを組んだ本格的なスタジオ撮影まで、様々なシチュエーションに対応することが出来るようです。

横に併設されている編集室では、ノンリニア編集機をはじめ、ナレーション録りができるアナウンスブースを備え、映像の編集からCG制作・合成、MAまでをワンストップで制作することが出来ます。

情報化研修室

情報化研修室は午前・午後・夜間を貸切で利用することが出来ます。

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情報化研修室という名前の部屋ですが、この日は刺繍の勉強会が開催されていました。

エレベーター内の壁にその日の各部屋でのイベントをまとめた紙が掲示されています。

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あまり情報化研修室の名前に拘らず利用出来るようです。

レンタルオフィス

起業家やSOHO事業者のために、レンタルオフィスとしてハード・ソフト両面で最適なサポート環境を提供しています。

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365日、24時間就業可能なオフィス空間を提供します。
コピー機、大判プリンターを共用コーナーに配置(低料金で使用可能)しています。
使用期間は1年更新で最長3年間入居が可能です。

入口の自動ドア横にセキュリティ端末が設置されており、入居者以外は入られない制限エリアとなっています。

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奥の2部屋は何の部屋なのかは確認出来ていません。

空室があり、入居者も募集しているようです。

自治体が設置しているシェアオフィスのため、入居対象者はかなり限定されています。

【以下の条件を満たす方で、できるだけ早期に自立卒業し、市内産業への貢献を目指す方が対象です。】
新規に事業を始められる方もしくは創業して3年未満の方
コンテンツの制作、ソフトウエアの開発、ネットワーク技術の活用など、ITを活用して新しい商品やサービスの創出を考えている情報処理・提供サービス業、映像、デザイン業他これらに類する仕事を行っている方
税滞納のない方
ITビジネスプラザ武蔵のインキュベーションシステムを十分に利活用できる方、またその運用にご協力いただける方

税滞納のない方は民間のシェアオフィスではあまり確認しないかと思いますが、そこまで確認するようです。

まとめ

利用者としては金沢市の中心市街地にこのような広さのコワーキングスペース・シェアオフィス・貸施設があるのはかなり便利です。

ただ、民間事業者としては、こちらの施設もそうですが、自治体・行政が運営するコワーキングスペースは無料の場合が多く、民間の事業者を圧迫してしまっているようにも感じます。

如何に自治体・行政が運営するコワーキングスペースとの差別化を図り、そこを利用出来ない方を取り込めるかが民間コワーキングスペースに問われているような気がします。

しっかりと事業者間で連携を取り、協力・連携・役割分担を進められれば、まちづくりの核になるのではないかと思います。