【狩猟免許】銃猟デビューへの道#28【猟銃のメンテナンス】
休日ハンターのちょーすです。
猟銃(上下二連散弾銃)のメンテナンス方法をまとめました。
猟銃メンテナンス
猟銃は使用後にメンテナンスをすることが必須です。
もしメンテナンスを怠ると、錆がついてしまい、見た目が悪くなることに加え、動作不良の原因となり、最悪の場合、大きな事故につながる可能性があります。
メンテナンスに必要な道具
必要な道具は以下にまとめました。
必須はその物でなくとも良いですが、同用途の物は必要です。
潤滑油(ガンオイル)
ガンオイルはCRC556等の一般的な機械油でも問題ないようです。
エアガン用のスプレー等と間違わないようにしましょう。
洗浄剤
洗浄剤はこびりついた汚れや油等を落とすために使います。
これも一般的な機械用の洗浄剤で大丈夫です。
メンテナンス
汚れがひどくなければ、潤滑油をウェスになじませ、全体を拭き上げます。
最初から潤滑油で綺麗になれば洗浄剤は無くても大丈夫かもしれませんが、こびりついた煤は洗浄剤で綺麗にします。
銃身の内側はクリーニングロッド(洗い矢セット)等にブラシをセットし、銃身にこびりついた鉛や火薬を落とします。
ブラシは消耗品なので、交換用も販売されています。
特に汚れやすい機関部や銃身を重点的に綺麗にします。
クリーニングセットは様々な口径に対応できるセットもありますので、様々な口径の銃を所持されるつもりがあれば、こちらの購入を検討されても良いかと思います。
細かい汚れが気になる場合、メラニンスポンジ等を使用して、汚れを取ります。
くれぐれも界面活性剤の入った洗剤等を使わないようにして下さい。
その他に挙げている空撃ちケースは、銃の使用後やメンテナンス後に薬室に入れて、引き金を引いて、撃針を落とし、機関部内の各種バネを休ませるために行います。
こちらを機関部に入れて、撃鉄を落とし、必要に応じて分解してガンロッカーに保管するというルールを決めて、徹底するようにすれば大丈夫です。
ガンロッカーに組み上げた状態でそのまま収まれば、そのままで良いと思います。
まとめ
意外と発砲をすると銃身内はかなり煤や鉛がこびりついて汚れています。
今回は非常に構造がシンプルな上下二連散弾銃なので、多少のメンテナンス不良は許容できると言われていますが、自動銃等は回転不良が生じたりしますので、しっかりと使用後は感謝の気持ちを込めて、お手入れをしておきましょう。
メンテナンス不良は最悪の場合、銃身が破裂したり、大きな事故につながるので、銃を所持する者としてしっかりと遵守して、行動していきたいと思います。