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【ライフハック】サントリー謹製ビアボール【炭酸で作る自由なビール】

経営戦略コンサルタントのちょーすです。

自分で炭酸で割って飲む面白いビールが販売されています。

ビアボール

サントリーから新しい発想のビール?アルコール飲料が発売されています。

容量:334ml瓶 / 500ml瓶(※500ml瓶は飲食店限定)
品目:ビール
アルコール度数:16%

薄めることが前提なので、ビールですがアルコール度数は16%もあります。

1本あたりのメーカー希望小売価格は689円と決して安くはない価格帯ですが、ビアボール専用グラスに1:3の定番のつくり方で作った場合は8杯分となるので、この場合1杯あたり単価は86.125円となり、缶ビールや缶チューハイより安価となります。

私は近くのスーパーマーケットで購入できましたが、コンビニでは取り扱いがなかったりと、小売店での取り扱いはまちまちなので、身近なスーパーマーケットになければ通販が確実です。

また瓶で重量があるので、その点からもまとめ買いであれば通販の方が良いかと思います。

公式炭酸水は「THE STRONG 天然水スパークリング」となっています。

当然、炭酸水もサントリーですね。

Beyond Beer(ビヨンドビール)

近年、世界の酒類市場で注目されているトレンド「Beyond Beer(ビヨンドビール)」と呼ばれるトレンドを体現していると言われているようです。

この「ビヨンドビール」とは2019年にビール世界最大手アンハイザー・ブッシュ・インベブが投資家向けの資料でこの概念を発表されたもので、①自社のさらなる利益向上が見込める、②自社の既存リソースを活用することで参入可能な、③ビールの隣接領域にある酒類の一群を指します。

ビヨンドビールの具体的なものとしては、ハードセルツァーやシードル等が挙げられるようです。

作って飲んでみた

ビアボールは酒税法上のビールですが、実際には東京の下町を中心に親しまれている「焼酎×ホッピー」のようなイメージです。

ホッピーが焼酎を発泡性麦芽飲料で割りますが、ビアボールは高アルコールビールを炭酸水で割るので、似て非なるものです。

まずは氷をグラス一杯に入れます。

次に炭酸水を点線まで注ぎます。

炭酸水の後からビアボールを実線まで注ぎます。

炭酸が抜けないように軽くステアしたら完成です。

ロックビール

まとめ

味の濃さやアルコール度数を好みで調整できるだけでなく、炭酸水を味付きの炭酸飲料で割ることで味自体も多種多様な愉しみ方が出来ます。

また瓶ということが重量的にネックにはなりそうですが、アウトドアでビールを飲む際にも缶のゴミが少なくなるということもありそうです。

若者の「ビール離れ」と言われ始めて十年以上経過しましたが、新しい飲み方・愉しみ方を自分の込に出来る商品というのはこれまでになく、流石敢えて非上場企業としているサントリーならではだと思います。

非上場の理由を「酒の醸造には時間が掛かり、短期的な利益を要求される株式公開に馴染まない」「株主に商品の味を左右されたくないから」としており、4代目社長の佐治信忠も「ビール事業が軌道に乗ったのも、株式非公開だったから」と述べているようです。

こんな尖った商品開発が出来るのも非上場企業ならではだと思っています。