【近況報告】最近のこと

8月に入りました。
新しい街に引っ越してから初めての夏です。
前の街で、夏場は徒歩移動するのが酷暑のために本当に大変で、夏の間はどうしても出不精になっていたのですが、今度の街では基本自転車移動になり多少暑くても移動時間が短時間ですみ、ちょっとした買い物にも気軽に出れるようになったので、夏が多少楽に過ごせるようになった気がします。

ここ数ヶ月、本当に精神状態が悪くてご心配をおかけしていましたが、やっと底を脱してきたかな、というかんじがしています。（まだ予断はゆるさないのでちょっと不安ではあるのですが）

ちょうどそんな頃に、話題の映画「君たちはどう生きるか」が封切りされたので観てきました。
不思議な感想の残る映画でした。
私は、ジブリも宮﨑駿もあんまり好きではないほうなのですが、この映画はすごく気に入って2回観ました。
（ここからネタバレありなので、まだ観てない方注意！！）

主人公のマヒト、ナツコさんに淡い恋心抱いてましたよね？
で、産屋のシーンで思いっきり「大嫌い」って言われて、いきなり呼び方を「ナツコお母さん」に変えてましたよね？
あと、実のお母さんであるヒミともちょっといいかんじでしたよね？
2人のお母さんとそれぞれの恋情の描き方。
それでああいうべつべつの並行世界に戻る、って結末がすごく私は好きだなぁ、と思いました。
よく巷では、宮﨑駿の創作人生のメタファーがー！とか言われてますけど、そのへんは私的には「ふーんそうですか」くらいでした。

「君たちはどう生きるか」っていうと、米津玄師の件もあるから観に行ったというのもあります。
私は十年以上米津さんのファンですが、米津さんってもう有名になる前からツイキャスとかでジブリの曲を歌いまくって、
「俺はね…ジブリみたいな存在になりたいんですよ…」
とか、ずっと言われてたんですよ。
とにかく、宮﨑駿とジブリへの造詣が深くて。
で、数年前からジブリと交流があるような雰囲気があったので、宮﨑駿の最新作では絶対何らかの形でかかわるんだろうなぁ、と予測はしていました。
声優をやると予想してたんですけど、主題歌でしたね。
とにかく、米津さんの今までの宮﨑駿へのものすごい思い入れを知っているだけに、今回主題歌を手掛けることができて、本人は感無量なんだろうなぁ、といったかんじです。

米津さんといえば、今年は長年顔を隠していた前髪を上げて両目を出したスタイルになられましたよね。

これについても、私、いろいろ思ってたんですよ。
顔に対するコンプレックス無くなったのはいいことだけど、なんか顔出ししたことで米津さんの「特別な天才感」無くなったなぁ、ちょっとがっかり…。とかとか。
でも、最近のインタビューとか見てると、まっすぐ顔を上げて笑顔を見せてくれるとやっぱり安心するな、と思ったりするようになりました。

とかとか、ここ数ヶ月とにかく「しんどいしんどい」ばっかりだったのですが、ちょっと余裕が出ていろんなことを楽しめるようになってきたかな、と感じる今日このごろです。