視力のいい人がうらやましい。
小学3年生の時の視力検査で、0.2までに視力が落ちていた。
それから裸眼ではっきり見えるということはない。
視力は悪くなる一方で、牛乳瓶の底のような眼鏡をかけ学生時代は非モテ女子代表だった。
眼鏡をかけると とてつもなく目が小さくなるのが嫌で、眼鏡からコンタクトレンズにした高校2年生。
非モテは変わらなかったのだが。涙。
レーシックが気になり始めてはいたが、臆病でいた。
と悩んでいる間にICL(眼内コンタクト)の方が安全ということを耳にした。
しかし費用が大きく違うのでどちらが合理的か判断ができなかった。
レーシックかICLか悩むこと3カ月。
ICLもレーシックも手術ができる眼下に相談に行った。
左→0.06 右→0.03の私には選択肢はなくICLを強く勧められた。
選択肢は最初からなかったと解ると迷いはなくなった。
災害の時に困ったことの上位に「眼鏡がどこかに行って見つけられない」とあった。
裸眼では生活できない人間にとってはリスクを減らしたい。
コンタクトの毎日の着脱、洗浄の手間、コンタクトや眼鏡にかかる費用を考えると、65万の出費は損ではないと判断した。
いよいよICLの手術。
2022年の4月。
何時に病院に行って、何時に手術して、何時に帰ったのか覚えていないが、少しの問題もなく終わった。
痛みはなかったが、眼のレンズが圧迫される感覚はあった。
安全な手術だと解ってはいるが、体はどうやら『命の危険』を感じているらしく怖がっていた。
脳では安全だと思っているのだが、体が信号を発している。
手術中、脈拍がいつもより早かった。
手術自体は両目で10分くらいだったと思う。
それから1時間ほど安静した状態で異常が起こらないか確認し、解放された。
視界は良好。
手術から3カ月くらいは「コンタクト取り出したいかも」という不快感はあったが、3カ月を過ぎると気にならなくなった。
現在は、コンタクト着脱をしなくていいことや、眼鏡を探さなくていいストレスフリーな状態(災害がなくても眼鏡を探していた)で、ICLにしてよかったと思っている。
気を付けないといけないことは、視力が悪くなるとコンタクトを取り替えないといけなくなるので、目を大事にしなければならない。
あとは、たまねぎを切っているときに涙の量が増えたことと、雨の日の夜はハレーションが強いので車の運転をできるだけ控えること。
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