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気持ちが軽いうちに出かけよ

原田マハさんの『旅屋おかえり』を読んだ。

2週間前に空港の書店で、旅にぴったりな小説じゃないの!と思い手に取った小説。

移動中の飛行機や電車の中で読んだ。


主人公は元アイドルのタレント”おかえり”こと丘えりか。
唯一持っていたレギュラーの旅番組が自分のミスで打ち切りになる。ひょんな出会いから、事情があって旅ができない人の代わりに旅をする「旅屋」を始める物語。


最近少し遠くに出かけることが多いこともあってか、主人公の旅の様子を思い描きながら、私ももっと旅に出てみたくなった。
 

本書を読んで、旅に出たいと思った人は幸せだ。何故なら、あなたは旅に出ようと思える気持ちと身体があるからだ。

旅屋おかえり 解説・吉田伸子

旅には疲労も伴うもの。それに心に余裕がないと外に出ることすら難しいこともある。

けど、新しい景色に出会ってその土地の美味しいものを食べて、旅先で感じること。それが旅から帰ってきてからの日常の活力にもなる。


出かけてみると、いろんな発見がある。新しい出会いがある。
出かけてみなくちゃ、何が起こるかわからない。
だから、とにかく出かけてみませんか。

旅屋おかえり 原田マハ


別に県を跨がなくても、日帰りでもいい。旅の定義はきっと人それぞれ。

気持ちが軽いうちにどんどん旅に出かけてみようと思う。

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