金もらって苦労をできる。#7
社会人になって1ヶ月半が経過した。
まだ半人前の社会人にすらなりきれてないかもしれないが、プロの世界(社会人の世界)の厳しさを感じたこともあった。
先日、録画して大切に保存しているDVDの中から内田篤人選手の情熱大陸(2012年3月4日放送)を久しぶりに見た。当時23歳の内田選手は、ドイツに渡って1年半が経過し、監督の交代と自身のスランプで苦しんでいた。ちなみに、私も当時の内田選手と同じ23歳になった。
「こっち(ドイツ)に来るまでは、移籍するのは嫌だったし、海外出るのも嫌だと思ってたけど...こっちに来てからは移籍なんてクラスの席替えみたいなもんっスからね」
長く過ごしたクラブ(鹿島アントラーズ)を離れて、日本も離れて新天地で闘っている23歳の言葉が今の私には響いた。
振り返れば私も、1ヶ月半前に長年過ごした群馬を離れた。そして、新天地の新潟で給料を貰って日々闘うことになった。
「こっち(新潟)に来るまでは、異動するのは嫌だったし、県外出るのも嫌だと思ってたけど…こっちに来てからは異動なんてクラスの席替えみたいなもんっスからね」
数年後に私も、このセリフが言えるようになれているだろうか。言えるくらい闘えてる選手(社員)になっていたい。
もうひとつ23歳の内田選手の金言があった。
「若いときの苦労は金を出してでもしろって言うんだから。俺、金もらって苦労してるからね。最高でしょ。」
内田選手は、この言葉から2年後にブラジルでW杯に出場した。そう、私も金もらって苦労できるんだ。3年後の異動のとき、私がどこの舞台で闘うことになるのかを決められるのは現在の自分次第だと気づくことができた。
これから厳しいことがあるかもしれないけど、必ず自分を成長させられると信じて、働きたい。
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