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趣味はと聞かれ「映画と読書と音楽です」と言うのが躊躇してしまう。読書編その9

こんにちは、カメラマンの稲垣です。

読書について今までお話ししたことは

第一回 隙間時間に読む、読書メータ

第二回 同時多読法

第三回 星新一

第四回 スティーヴン・キング

第五回 夏の文庫フェアの小冊子で名作

第六回 村上龍と村上春樹

第七回 落合信彦

第八回 SF

今日は大学時代SFとほぼ同時期にハマったジャンルを。



それはミステリー。

今現在最も好きなジャンルです。

ほとんど殺人事件が起きる内容w 

揶揄して「人殺しの小説ばかり読んでいます」と人に言います。

ミステリーはたくさんベスト本が出ていて「このミス」とかは毎年ベストが出ますね。

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こういうベストを読んで、ミステリーの名作を片っ端から読み始めました。

海外も国内も。

やはり殺人事件などを扱うので刺激的で面白く、

またSFやファンタジーとは違って、現実的、地に足がついた物語が基本。

そして読めば必ずわかるという難解さが少ないのが良いですね。

たまに「ドグラマグラ」や「薔薇の名前」のように難解なものもありますがあ

それはレアなケースなので。


最初は小学校の頃にルパンとホームズと乱歩の児童用のミステリー。

大きな本で分厚くて挿絵もあり、子供用なので多分表現(殺しや性的な部分)に気をつけていたと思います。

けどハラハラ、ドキドキとミステリーの魅力は十分に体の中に染み込んでいたと思います。

そしてミステリー原作の映画、

例えばアガサクリスティー原作ポアロが出てくるオリエント急行など。

あとはシャーロックホームズ。

日本では松本清張の砂の器やゼロの焦点

金田一が出てくる八つ墓村や獄門島など。

近年は羊たちの沈黙、ミレニアム、ボーンコレクター、ミザリー、ダヴィンチコードなど

ミステリー原作の映画はいっぱいあるんです。



それから20代前半、やっと本格的に読み始めます。

約10冊ほどのミステリーベスト本を読んで、究極のベストを。

最初は「羊たちの沈黙」からだったと思います。

アンソニーホプキンスが主演の映画を先に観ています。

映画も強烈でしたが、原作はもっと深く面白かった記憶があります。

そう、2時間ぐらいの時間の枠がある映画より、

何枚でも長く深く描けるミステリー小説の

”深み”に強烈に興奮しました。

例えば「羊たちの沈黙」なら、クラリスの心理面について、もっともっと深く・・・。

読んだ本は

レッドドラゴン、深夜プラス1、警察署長、ホッグ連続殺人事件、利腕、興奮、暗殺者、大穴、サマータイムブルース、ヴィクストーリーズ、逃げるアヒル、魍魎の匣、狂骨の夢、姑獲鳥の夏、鉄鼠の檻、ブラックサンデー、マークスの山、塗仏の宴、宴の支度、塗仏の宴、宴の始末、笑う警官、シャーロックホームズの冒険、偽デュー警部、ボビーZの気儘な優雅な人生、皮膚の下の頭蓋骨、幻の女、極大射程、アクロイド殺し、ブラックライト、ハンニバル、フロスト日和、火車、長いお別れ、シンプルプラン、レイクサイド、ハンニバルライジング、火刑法廷、死の接吻、さむけ、Yの悲劇、古い骨、ウッドストック行最終バス、初秋、警官嫌い、女には向かない職業、マルタの鷹、Xの悲劇、樽、ジェノサイト、邂逅の森、殺人鬼フジコの衝動、ビブリア古書堂の事件簿、氷菓、二流小説家、ボトルネック、天使のゲーム、風の影、素数たちの孤独、葬送の庭、獄門島、遮断地区、卵をめぐる祖父の戦争、その女アレックス、点と線、キドリントンから消えた娘、あなたに似た人、天久鷹央の推理カルテ、熊と踊れ、教団X 、百鬼夜行 陽、罪の声、13階段、すべてがFになる、十角館の殺人、人魚の眠る家、犯罪、インシテミル、ラットマン、仮面山荘殺人事件、カササギ殺人事件、容疑者Xの献身、雀蜂、犬の力、テロリストのパラソル、悲しみのイレーヌ、ウォッチメイカー、ボーン・コレクター、99%の誘拐、コフィン・ダンサー、エンプティー・チェア、石の猿、ソウル・コレクター、バーニング・ワイヤー、傷だらけのカミーユ、ゴースト・スナイパー、魔術師、スキン・コレクター、12番目のカード、スリーピング・ドール、ロードサイド・クロス、クリムゾンの迷宮、慟哭、陰獣、江戸川乱歩名作選、江戸川乱歩傑作選、第三の時効、シャドウ・ストーカー、カリ・モーラ、そしてミランダを殺す、ダ・フォース、ハサミ男、理由、葉桜の季節に君を想うということ、イニシエーション・ラブ、奪取、ダ・ヴィンチ・コード、オリジン、インフェルノ、天使と悪魔、ロスト・シンボル、煽動者、ザ・カルテル、ザ・ボーダー、わが母なるロージー、私が殺した少女、ペテロの葬列、 ポップ1280、独白するユニバーサル横メルカトル、 春期限定いちごタルト事件、夏期限定トロピカルパフェ事件、誰か―Somebody、名もなき毒、 模倣犯、楽園、巴里マカロンの謎、64(ロクヨン) 、ソロモンの偽証、秋期限定栗きんとん事件、ゼロの焦点、屍人荘の殺人、 ミレニアム、新宿鮫、毒猿 新宿鮫2、レディ・ジョーカー、長い長い殺人 、パーフェクト・ブルー、心とろかすような (マサの事件簿)、スティール・キス 、返事はいらない、犬はどこだ、フリッカー、あるいは映画の魔、ヒトでなし 金剛界の章、リカーシブル、メインテーマは殺人、天久鷹央の推理カルテII: ファントムの病棟、 ポーカー・レッスン、 IQ、エトロフ発緊急電、孤島の鬼、空飛ぶ馬、11枚のとらんぷ、ゴールデンスランバー、オリエント急行の殺人、死刑囚、氷舞 新装版: 新宿鮫6 、煙か土か食い物、皇帝のかぎ煙草入れ、八百万の死にざま、代償 、カラスの親指、警官の血 、笑う警官、暴雪圏

とこんな感じでしょうか。

やはり宮部 みゆきさんと佐々木 譲さんとジェフリー ディーヴァーと京極 夏彦さんはダン・ブラウンとドン ウィンズロウは特にハマって大好きです!



上記の6人はまた一人づつお話ししましょう。

今日はここまで


この世には、不思議なことなど何もないのだよ、関口君。/『姑獲鳥の夏』 京極夏彦