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趣味は「映画と読書と音楽」と言っても良いですか? vol.286 映画 ダニエル・エスピノーサ「デンジャラス・ラン」

こんにちは、カメラマンの稲垣です。

今日は映画 ダニエル・エスピノーサの「デンジャラス・ラン」についてです。


はい、デンゼル・ワシントン映画です。大好きな俳優デンゼル・ワシントンの活躍を見るために観ました。

そしてお得意のCIA、裏切り、逃亡劇、敵対する二人が協力する、スパイアクション映画の全てが揃っています。

昔は正義の味方ハンサムなデンゼル・ワシントンと言うイメージだったが、ここ最近悪なのか善なのか微妙なグレーな役を演じることが多くなった。

今回も最初はCIAを裏切った犯罪者として登場する。

そしてセーフハウス。

CIAが容疑者や重要人物を連れてくる「隠れ家」

世界中にあり、警備も固く、そのセーフハウスの管理人(客室係)を主人公のライアン・レイノルズがやっているところが面白い。

容疑者が来なければ、実に退屈な仕事。単なる管理人。

毎日”予約”を確認するが”お客”が来ないw

元CIAの凄腕エージェントで今は犯罪者のデンゼル・ワシントンとCIAのセーフハウスの管理人をしているライアン・レイノルズが出会い、二人で逃走劇をするのがこの映画。

まあCIAものは逃走劇っと決まっていますが、もう少しセーフハウスの部分を多くして、題名を「セーフハウス」にしたら、マニアックな作品になったかなと思います。

ジョディ・フォスターとフィンチャーの「パニック・ルーム」のように。

まあそんな妄想は置いておいて普通に楽しいスパイアクションでした。



物語は、南アフリカにあるCIAの隠れ家セーフハウスの管理人マット(ライアン・レイノルズ)は誰も来ない退屈な日々を過ごしていた。

昇進願いを出しても相手にもされない。

そんなある日、突然凄い大物が護送されて来た。

伝説の元CIAのエージェントで今は国家機密を密売する犯罪者として世界中から指名手配されていた男フロスト(デンゼル・ワシントン)。

ただ安全なはずのセーフハウスに武装集団に襲われ、護送してきた仲間たちは次々と殺される。

元CIAのエージェントフロストとセーフハウスの管理人マットは必死にセーフハウスを脱出し、上司に連絡して、サッカースタジアムの群衆の中に身を隠す。

そこでフロストに逃げられ、警備の警察官に変装した為、不可抗力でマットはサッカー場の他の警備の警察官を殺してしまう。

マットは警察から追われる身に。

マットは上司に連絡すると任務解除になり、長官からは「よくやった、後は任せろ」と聞く。

フロストから言われたことを思い出す。その台詞の意味は、罪をきせると言う意味。

マットは自らの手でフロストを追う決意をする。

フロストはスラム街に行きパスポートを作ってもらうが、そこへ武装部隊に襲撃される。

そこへフロストの行き先を突き止めたマットが援護にくる。

銃撃戦の後、一人の傭兵からその武装部隊の雇い主はCIAの人間だと聞く。

マットは郊外のもう一つの隠れ家セーフハウスにフロストを連れて行く。

移送部隊が来るまで休息をとっていると、そこの管理人に襲われ、マットは怪我をしてしまう。

フロストは南アフリカに来た理由は、世界中の諜報機関の汚職エージェントのリストの入手が目的だったと告げ、マットから手錠の鍵を受け取り、一人セーフハウスから出ていく。

CIAの上司が戦闘部隊を連れて隠れ家に来て、自分も汚職を行なっていると言い、フロストの行方を聞く。

隠れ家に潜んでいたフロストは、戦闘部隊と戦う。

果たして、戦いの行方は、汚職エージェントのリストは手に入るのか。



もう結局王道のCIAモノの逃亡劇スパイアクション映画。

セーフハウスと言う部分は新鮮だが、すぐ武装勢力に襲撃され、あまり安全じゃないようなw

防犯カメラや尋問部屋などはあるが、もう少し鉄の扉や地下室や、脱出用のヘリなどがある、鉄壁な守りの家を用意して欲しいところです。

印象に残るのが尋問の時に使う水責め。

フロストが考案した拷問だが、逆に自分がやられてしまう。

椅子に座らせロープで縛り、水を浸したタオルを顔に被せ、椅子を傾ける。

その顔に水をかける。20秒と我慢できなくなると説明がある。

何気に米軍がイスラム系の人に尋問する時も水責めと聞いたことがあり、単純だが最も効果的らしい。

このシーンは結構リアリティがあって怖い。

今日はここまで。




あまりに長き犠牲は、心を石にする
/デンジャラス・ラン












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