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趣味は「映画と読書と音楽」と言っても良いですか? vol.058 映画 クリスチャン・デュゲイ「アサインメント」

こんにちは、カメラマンの稲垣です。

今日は映画 クリスチャン・デュゲイの「アサインメント」(1997/米)について。

はい、90年代のB級アクションスパイ映画です。

監督はホラーやアクションが得意な人、クリスチャン・デュゲイ

スキャナーズ2.3とか撮っていますが最近見た「世界にひとつの金メダル」は割と

しっかりとした良い映画でした。



脇を固めるベテラン俳優が大物のドナルド・サザーランドとベン・キングスレー

彼ら2人についつい目がいってしまいます。

そして主役がエイダン・クイン、1人2役(国際テロリストと全く同じ顔の軍人)を見事に演じ分けています。

この映画、スパイの訓練シーンが映画の中でかなり執拗に長く描かれていて、一番記憶に残ります。作戦より訓練がw

まさに訓練推しのスパイ映画です!



物語は、CIAとモサドは大物国際テロリストカルロスをなんとか捕まえようとするがなかなか成果が上がらない。

ある日海軍少佐の主人公が休日を満喫しているとモサドに誤認逮捕されて拷問を受けてしまう。

なんとテロリストのカルロスに顔がそっくりだからだ。

CIAとモサドはそっくりなのに目をつけ、カルロスの替え玉を作って、いろいろとテロリストの仲間に接触し、カルロスを誘き寄せようと計画をする。

そして主人公はカルロスになり切るために厳しい訓練をする。

トレーニングだけでなく、名前やいろいろなことが瞬時に言えるように暗記して、2ヶ月間お粥だけの食事や、ピストルの訓練、女性の扱い方、顔や体型だけでなく、性格までもカルロスになるように。

CIAとモサドはとことん追い詰める。

ついにカルロスの狂気を完全に身につけ、作戦を開始する。



まあ作戦もスリリングで面白いが、特に元愛人に替え玉かとバレないかが一番ハラハラするシーンが見どころ。

どんなに似せようにも、肌と肌の関係はバレるようなw

なんとこのテロリストカルロスは実在の人物で、そういうリアルなことが少し入ると面白くなりますね。

けど実際に双子以外で完璧に似せようだなんて可能なんでしょうか?

よく独裁者で影武者がいるとかいないとか。

遠くからならバレないと思いますが

実際に会って、愛し合うのは、どんなに地獄の訓練をしても難しいような。

今日はここまで。

「カルロスは最悪の敵だ。この10年間必死で奴を追いかけているがいまだに手掛かりもない。奴を捕まえられるのはこの世でたった一人の男しかいない」
「それがこの俺だと?答えは『ノー』だ、あんたの求める男はボンド・・・ジェームス・ボンド 英国に住み、アストンマーチンに乗っている」
/「アサインメント」より

ニヤッとしますねw

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